過去最多3838人新規感染 新型コロナウイルス(7/28)

市は28日、3838人の新型コロナウイルスの新規感染を発表し、23日の3291人を上回る過去最多を更新した。90代の女性2人の死亡も発表、川崎区の女性は17日に、宮前区の女性は25日いずれも同居家族から救急搬送要請があり陽性が判明、26日死亡した。また川崎区の有料老人ホームで入居者6人の陽性が新たに判明し、クラスターと認定した。

不正生コン問題18か所20棟 建築基準法抵触(7/28)

宮前区の生コンクリート製造業者「小島建材店」が建築現場で余った生コンを新しいものと混ぜるなどして不正に出荷した問題で市は28日、建築基準法に抵触する物件は市内18か所で20棟あったと発表した。戸建ての木造住宅19棟と店舗1棟の基礎に使われ、内訳は多摩、麻生両区で各7棟、宮前区4棟、高津区2棟。市はこの20棟に基礎の打ち直しなど必要な改修工事か、構造耐力などに関する国土交通相認定を取得するか、いずれかの対応を求める。

コロナ影響3か月以上の工期延長 市役所本庁舎建て替え(7/28)

2023年3月末の完成を目指していた市役所本庁舎の建て替え工事について市は28日、新型コロナウイルスの影響で一部部材の調達が遅れ、少なくとも3か月の工期延長が必要との見通しを発表した。今年3月末に中国各地でロックダウンが実施され、工場の稼働停止や物流の停滞で外装部材の調達が遅れるためという。市の概算では1か月遅れる毎に工事費で約4500万円、入居中の民間ビルの賃借料で約7500万円の支出増になる。

臨海部に電動キックボード貸し出し 京急などシェア実験(7/28)

京浜急行電鉄と新たな移動手段サービスを手掛ける「サンオータス」(横浜市港北区)は28日、市の臨海部や羽田空港周辺のエリアで電動キックボードのシェアリング事業の実証実験を始めた。計16台を東急REIホテル、若宮八幡宮、京急空港線・天空橋駅近くの3か所の貸し出し拠点に設置、「多摩川スカイブリッジ」も走行できる。利用者はスマートフォンの専用アプリから運転免許証を登録して予約する。

二重行政解消、迅速柔軟な行政運営に 特別市構想で市長(7/27)

政令市が道府県から権限や財源の移譲を目指す「特別市自治市構想」を巡り、市・横浜・相模原の3市長が共同会見を開き、地域特性を踏まえた地方自治の実現が必要として特別市の法制化を目指す考えを改めて訴えた。福田市長は「特別市となることで二重行政を解消し、迅速で柔軟な行政運営ができ、県は特別市以外の市町村により注力できる。県の財源不足への懸念は根拠となる数字を県が提示した上で県・3市で調査・研究を行いたい」と述べた。

濃厚接触者の特定せず、臨時休園も原則なし 保育施設(7/26)

市は26日、厚生労働省の通知を踏まえ、保育施設での新型コロナウイルスの陽性者が出た場合の対応を見直し、今後は園内の濃厚接触者を特定しないとした。原則として臨時休園措置も行わない。オミクロン株は感染力が強い反面、重症化しづらい特徴があり、子どもが園内の濃厚接触者と特定されたり、臨時休園することで保護者に負担がかかることを考慮した。一方、園児や職員の同居家族が陽性となった場合は、濃厚接触者として5日間の登園・出勤停止となる。

4回目ワクチン接種 接種券なしでも可能に(7/26)

政府が新型コロナウイルスワクチンの4回目接種の対象者を18~59歳の医療従事者や高齢者施設などの職員に拡大したことを受け、市は26日から大規模接種会場などでの接種券なしの予約を受け付ける。本来は接種券の発行手続きが必要だが、発行まで2,3週間かかるため、8月2~21日は接種券なしでも可能に。川崎、高津、麻生区の会場で米モデルナ製ワクチン。3回目接種から5か月たっている必要がある。

幸、中原区拠点のチア「バンビーズ」 世界一報告(7/26)

幸、中原区を拠点に活動する「川崎キッズチアリーディングクラブ バンビーズ」が4月に米国で開かれた世界大会「ザ・サミット」の部門別で優勝したのを受け、26日福田市長に結果を報告した。バンビーズは2003年創部で現在、幼児~高校生約60人が所属。3月の国内大会に優勝し、62チームが参加した17歳以下の難易度が上から2番目の部門で、小5~高2の20人が出場して頂点を極めた。

新型コロナウイルス過去最多3291人感染 初の3千人超え(7/23)

市は23日、3291人の新型コロナウイルスの新規感染を発表した。3000人を超えるのは初めてで3日連続で過去最多を更新した。また、ともに80代の麻生区の女性と中原区の男性の死亡も発表された。2人の感染者がいた川崎区の高齢者デイサービス施設で新たに利用者と職員6人の陽性が判明、計8人のクラスターと認定した。

福田市長コロナ濃厚接触者に 家族に陽性者(7/20)

市は20日、福田市長が新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と特定されたと発表した。症状はなく、待機期間中は自宅などでの執務を予定、出席予定の公務は副市長が出席する。20日の市長記者会見は初のリモートで実施された。20日に家族の陽性が判明、医師から濃厚接触者に該当との連絡を受けた。市長は3回目のワクチン接種を終えている。

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