市産振財団の片岡センター長に「ノーベル賞級」評価 英調査会社(9/19)

英情報調査会社クラリベイトは19日、論文の引用回数が多い「ノーベル賞級」と評価できる成果を出した今年の研究者23人を発表した。日本からは生理学・医学分野で川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンターの片岡一則センター長(72)と筑波大国際統合睡眠医科学研究機構長の柳沢正史教授(63)が選ばれた。片岡氏は、薬や遺伝子を体内の狙った場所に届けて働かせる極小の高分子を開発、がんなどの病気の治療を発展させている。

住宅地全区で上昇 商業地で新庁舎完成の川崎区顕著 基準地価(9/19)

県は19日、土地取引の指標となる2023年の基準地価(7月1日時点)を公表した。住宅地の市全体の変動率は2.4%増(前年1.3%増)、東京都心に近い住宅地を中心に需要が堅調で、駅周辺の上昇率拡大に。区別では川崎・幸・中原区で3%以上、高津・多摩・宮前区は2%以上、麻生区は1%以上上昇した。商業地は旺盛なマンション需要も影響し、高層ビルの建設可能な川崎駅周辺の上昇率が拡大、県内市区町村別平均変動率で市役所新市庁舎が完成した川崎区の8.7%上昇は茅ヶ崎市に次ぎ2位。

ヘイト発信に非暴力で対抗 「川崎駅前読書会」300回(9/17)

ヘイトスピーチに対抗してJR川崎駅東口で行われている「川崎駅前読書会」が17日、300回を迎えた。第1回の読書会は2020年12月27日。同年7月全国初のヘイトスピーチに刑事罰を科す市条例施行後も差別的な街頭宣伝が続き、千葉県の会社員木村夏樹さん(55)は仲間と第1回の読書会を開いた。ヘイトスピーチの発信者が立つ場所にあらかじめ座って読書し発信を難しくするという非暴力的手法で対抗、その活動は差別的街宣への抑止効果となってきている。

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