市が市体育館に開設した避難所には、18日17時までに、1歳から90歳まで15組51人の被災者が避難。いずれも福島県内からの避難者。中には妊娠中の女性もいた。市では被災者の受け入れ時に、放射線量の検査を実施しているが、同日夕時点で異常のある人はいなかった。
アジア交流音楽祭実行委、音楽祭中止決定(3/18)
東日本大震災の影響を受け、アジア交流音楽祭実行委員会は、JR川崎駅周辺一帯で、4月16~17日に開催予定だった同音楽祭の中止を決定。同時開催の「かわさきアジアンフェスタ」は、一部、規模縮小して実施し、被災者への義援金を募る予定という。
停電で 市役所の非常用電源装置壊れる(3/18)
市役所で18日午後3時半ごろから約3時間、業務時間内では初めての計画停電が実施された。本庁舎で非常用電源装置が壊れるトラブルがあった。
市、市在住外国人向け震災相談窓口開設(3/18~21)
市は、市内在住の外国人の不安を解消するため、市国際交流センターの外国人対象相談窓口を臨時に開設している。英、中国、韓国、スペイン、ポルトガル、タガログの6言語で、地震や停電、帰国に関する情報などについて紹介している。
県衛生研究所、引き続き微量放射性物質検出(3/17)
県衛生研究所(茅ヶ崎市)は、15日から17日にかけての2回の大気分析でも、大気中から微量の放射性物質が検出されたことを明らかにした。第1回(14~15日)との比較で、第2回の数値は11~28倍となったが、健康被害の恐れはないという。
市長、知事選出馬の露木さん支援で会見同席(3/17)
開成町の露木順一町長が、24日告示の神奈川県知事選に無所属で立候補を表明。露木さんの会見には、阿部市長、内野優・海老名市長、県町村会会長を務める間宮恒行・大井町長が同席。阿部市長は、「基礎自治体の行政経験のある市町村長の中から知事を出したい」と支持を説明。
市体育館を被災者向け避難所として開放(3/17)
市は、川崎区の市体育館を、被災者向けの避難所として開放。約100人を収容できる2階会議室で、17日午後7時半現在、福島県から9世帯33人が避難している。
計画停電実施で 市の施設なども停電(3/17)
市内では、引き続き計画停電が実施され、第5グループの宮前区では、午前と午後の二度も停電した。また、川崎区の川崎市役所と市立川崎病院も停電した。JR川崎駅では午後6時半ごろ、駅西口と東口を結ぶ自由通路の照明が停電で消えた。
市、岩手県に下水道被害調査で職員派遣(3/17)
市上下水道局は、下水道の被害状況を調査する職員を6名派遣した。
川崎市など9自治体からの物資が宮城県へ(3/17)
神奈川県と川崎市など9自治体から提供された救援物資が、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」に搭載され、宮城県内の被災地に向かった。飲料水、米、毛布、粉ミルク、トイレットペーパー、カイロなどの生活必需品で、トラック9台分に上る。