市立川崎病院、残業代未払で是正勧告(12/16)

市立川崎病院(川崎区)が医師の宿直勤務時に、待機時間の残業代を払っていなかったとして、川崎南労働基準監督署から、労働基準法に基づく是正勧告を受けていたことが分かった。同病院によると、総額約1億1,400万円を2012年3月末までに全額支払うこととし、支払いの仕組みは2010年10月勤務分から改めているとのこと。

市で 政令市初「公契約条例」可決(12/15)

市議会本会議で、公共事業の品質と、労働者の最低賃金を担保する「公契約」条項を盛り込んだ、市契約条例改正案が全会一致で可決。実質的には「公契約条例」の内容で、政令市初。不況や公共事業減少による、低入札や下請業者の低賃金化などが背景にあり、市が条約改正を検討していた。2011年4月施行。

市バス運行トラブル、2010年度50件超(12/15)

市バスの運転手による運行トラブルが、2010年4月からの累積で50件を超えたことが、市交通局のまとめでわかった。同局では6月、把握した運行トラブルはすべて報告するよう営業所に指示。2009年度の11件から急増したのは報告の厳格化が一因との指摘もある。

鶏だんご鍋、アニメで「溝の口名物」に期待

溝の口駅周辺の飲食店が高津区と連携し、地元が舞台のアニメ「天体戦士サンレッド」にちなんだ鶏だんご鍋を提供している。2010年2~3月に限定販売し、好評だったため再企画。サンレッドは川崎市在住の“正義のヒーロー”で、溝の口周辺が舞台。区は「今後も継続して地元に定着し、溝の口名物になれば」と期待している。

産振財団、市内中小企業の動画サイト開設

市産業振興財団は、市内の中小企業を中心に、事業内容や工場の様子を1社5~7分にまとめた動画紹介サイトを開設。市のコンテンツ産業振興事業の一環で、販路拡大などを後押しする。同財団のコーディネーターが制作を担当。採り上げたのは、28の企業・団体。

いじめ被害者両親らの要望書へ学校が回答(12/11)

多摩区の市立中学3年の男子生徒が「いじめられた友人を守れなかった」といった遺書を残して6月に自殺した問題で、生徒と友人の両親が学校に対応の不備を改めるよう求めた要望書に対し、学校側が「加害生徒4人に対して週4時間、別室授業を行う」といった回答書を示した。

「地下室マンション」問題、市議会で審議(12/10)

斜面地利用の「地下室マンション」の問題が、市議会まちづくり委員会で採り上げられた。容積率計算に算入されない地下室扱いの階を増やしたり、高さ制限を免れたりするために地盤面を嵩上げする「盛り土」などの問題について、高津区久本に建築予定のマンションを巡り、陳情2件が審査された。

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