川崎市議会第1回(3月)定例会本会議で、委員会提案による「市避難所の機能整備及び円滑な管理運営に関する条例」を全会一致で可決した。委員会提案の条例可決は政令指定都市初。
市議会、2011年度予算案などを可決し閉会(3/16)
川崎市議会第1回(3月)定例会は、本会議を開き、2011年度一般会計予算案など市長提案66件を可決・同意、委員会提出議案2件を可決、請願3件を採択し閉会した。
ミューザの復旧見通したたず半年間利用不可(3/16)
市は、東日本大震災の影響で天井が崩落したミューザ川崎シンフォニーホールについて、復旧の見通しが立たず半年近く利用できないことを明らかにした。
川崎市内で計画停電実施(3/16)
東日本大震災の発生から5日目、市内でも計画停電が実施。市危機管理室によると、午前9時半ごろから約3時間実施された第5グループの停電では、宮前区役所や宮前署も停電。市立宮前平小学校では502人が授業中に停電し、校内放送で「心配ありません」と呼びかけ、授業を続けた。
市、医療防災拠点の停電除外を緊急要望(3/16)
市は、人命に関わる病院や消防施設などがある地区を、計画停電対象から除外するよう求める緊急要望書を東京電力に提出。除外を求めたのは、市立川崎病院など災害時医療拠点病院や救急告示医療機関、市消防局と消防署、上下水道施設、防災拠点の市役所と区役所など計45施設。
市含む4市町の土砂災害警戒基準引き上げへ
横浜地方気象台は、東日本大震災で震度5強を観測した川崎市含む4市町を対象に、土砂災害警戒情報の発表基準引き下げを講じている。地盤が弱まっていると判断したためで、当面運用する。市町村避難勧告や住民自主避難の判断に役立てるのが目的の土砂災害警戒情報は、地盤に含まれる水分や雨量などを基に発表される。
韓国・富川市より 被災地慰労のメッセージ届く(3/15)
自治体や市民団体を通じ川崎市と交流する、韓国・富川(プチョン)市の任意団体「富川・川崎市民交流会」から、川崎市側の交流会へ、被災地を慰労するメッセージが送られてきた。メッセージは、震災から4日後の15日、川崎市側の交流会事務局員にメールで届けられた。
産業観光協議会、市内施設のPRパンフ発行(3/15)
川崎産業観光振興協議会は、市内の産業観光施設などを掲載したパンフレット「来て!観て!知って!川崎の産業観光」を発行した。
市、花巻と仙台へトラックで救援物資送る(3/15)
市は、災害時の相互応援協定に基づき、岩手県花巻市と仙台市にそれぞれ救援物資を送った。県トラック協会川崎支部のトラック3台が、花巻市にアルファ米の五目ご飯2,000食と毛布2,000枚、仙台市に五目ご飯5,000食と毛布1,600枚を届けた。
川信、節電のためATM40カ所の休止発表(3/15)
川崎信用金庫は、東日本大地震に伴う節電のため、横浜、川崎市内の無人ATM40カ所を休止すると発表。期間は電力供給が安定するまで。