市は、新型インフルエンザ対策本部会議を開き、国の運用指針改定に伴う市の対応方針を検討した。重症者対策や集団発生の予防に重点を置くことを確認した。
多摩区の「旧陸軍登戸研究所」小冊子完成
多摩区の明大生田キャンパス内に残る旧陸軍の秘密施設・通称「登戸研究所」についての小冊子「フィールドワーク陸軍登戸研究所」(A5版64ページ)が完成し、県内外の一般書店で販売を開始した。同区内の市民団体「旧陸軍登戸研究所の保存を求める川崎市民の会」の研究者らが1年がかりで作成に取り組んだ。
NPO法人が「ヘルパー版ハローワーク」開設(6/22)
介護事業の人材不足を打開しようと、市内で訪問介護や介助型移送サービスを手掛けるNPO法人「カワセミ」が、介護ヘルパーの求人に特化した「ヘルパー版ハローワーク」を高津区内のビル2Fに開設した。事業所の求人活動の効率化とともに、ヘルパーの訪問介護先を増やすことで収入アップにつなげ、慢性的な人材不足の解消を目指す。
ラ チッタデッラで 省エネ訴えキャンドルナイト(6/21)
夏至の21日、省エネルギーなどを来場者に呼びかける「キャンドルナイト」が、川崎区の複合商業施設「ラ チッタデッラ」で開かれた。「ラ チッタデッラ」では、2003年から毎年キャンドルナイトを実施。教会風の建物「カペラ・サンタンジェロ」や噴水前に計1,200本のキャンドルが置かれた。
市、経営安定資金の融資対象を拡大(6/19)
市は、中小企業の資金繰りを支援する経営安定基金(不況対策資金)の融資対象を、23日から、従来の760業種から781業種に拡大すると発表。国が緊急保証の指定業種を26業種追加するのに伴う措置。
市議会基本条例、賛成多数で可決(6/17)
政令市初となる川崎市議会基本条例案が、17日の市議会第2回定例会本会議で議員提案され、賛成多数で可決された。7月1日施行される。条例は、「議会改革をさらに進め、より一層市民に開かれた議会を目指すため、地方分権時代にふさわしい議会のあり方を明らかにする」とする前文に始まる全7章。条文には「市長による質問権」や「調査機関の設置」が盛り込まれた。
市施設の耐震対策方針で 36棟を優先強化(6/16)
市は、総床面積1,000平方メートル未満または2階建てまでの比較的小規模の公共施設についての耐震対策の実施方針をまとめた。223棟のうち、幼児や児童、高齢者などの災害弱者が日常的に利用する36棟について順次耐震診断を行い、優先的に耐震強化することを決めた。
「Buyかわさきフェスティバル」アゼリアで開催(6/13)
市内の名産品を紹介する「Buyかわさきフェスティバル」が、川崎駅東口地下街アゼリアで開かれた。市と川崎商工会議所の主催で14回目。
市、226億4400万円追加の補正予算案提出(6/12)
経済対策に伴う国の補正予算の成立を受け、市は、2009年度一般会計に約226億4400万円を追加する補正予算案を市議会6月議会に提出した。6月補正としては過去最大規模となった。
JR川崎駅北口自由通路、計画に大幅な遅れ(6/10)
JR川崎駅に改札口を新設する「北口自由通路(仮称)」の建設計画が遅れ、目標の2011年度末の完成が大幅にずれ込み、早くても完成は12年度になることがわかった。08年の原油高や不況の影響で市とJR東日本の協議が難航し、市は08年度に概略設計費約1億7,000万円を執行できず、明確な完成時期の見通しも立っていない状態。