市は、中原区の「等々力緑地再編整備実施計画」を公表。陸上競技場の収容人員は「3万人を基本」としていた10年10月の基本計画から増強し、「35,000人程度」と明記。また、震災を受け、改築する陸上競技場と硬式野球場に備蓄倉庫やヘリポート機能を持たせることを検討するなど、防災拠点としての機能強化を図るとしている。
市の浄水場からも微量放射性ヨウ素検出(3/23)
市上下水道局は、潮見台(宮前区)、生田(多摩区)の両浄水場で採取した水から、微量の放射性ヨウ素を検出したと発表。同局は「健康被害を生じるレベルではない」としている。23日の採取分から、潮見台で9.5ベクレル/kg、生田で9.3ベクレル/kgのヨウ素が検出された。
県内浄水場で放射性ヨウ素検出(3/23)
県企業庁は、県営水道の寒川浄水場(寒川町)で22日~23日に採取した水道水から放射性ヨウ素が検出されたと発表。県内広域水道企業団も浄水場4カ所で23日に採取した水道水から放射性ヨウ素が検出されたと発表。いずれも国の規制値(300ベクレル/kg)と、食品衛生法に基づく乳児向けの暫定規制値(同100ベクレル/kg)を下回っており、企業庁と企業団は「安全性に問題はない」としている。
市募集の避難所ボランティアに申し込み殺到(3/22~23)
市は、とどろきアリーナ避難所でのボランティア希望者を22日からインターネットで募ったところ、その日のうちに105人が登録。23日朝から電話受付が始まると、市社会福祉協議会の電話が鳴りやまず、さらに200人以上が登録した。
市内拠点のスポーツ選手が共同で街頭募金(3/22)
川崎フロンターレは、市内を拠点とする大相撲春日山部屋や川崎新田ボクシングジムと共同で街頭募金を行った。フロンターレの活動は「Mind-1ニッポン」。心を一つにして復興支援を、という思いを込めた。22日はアゼリアなど2カ所で計約528万円、前回18日は小杉駅など2駅で計約394万円が集まった。
市、とどろきアリーナ避難所のボランティア募集(3/22)
市は、東日本大震災被災者を受け入れているとどろきアリーナで活動するボランティアの募集を始めた。募集対象は、9時から17時まで活動できる、18歳以上で健康な市内在住または在勤・在学者。
川崎病院、東燃ゼネラル石油から重油を無償供与(3/22)
「東燃ゼネラル石油川崎工場」は、市立川崎病院に対して、自家発電用の重油1万2,000リットルを無償で提供した。自家発電に換算すると16時間分。市は計画停電の開始以降、重油の確保が急務となったことから、同工場に提供を依頼していた。
市、支援物資を市民から受け付けると発表(3/22)
市は、東日本大震災の被災地や、市に一時的に避難してきた被災者らに対する支援物資を市民から受け付けると発表した。対象は市内の個人、団体、企業など。新品・未使用のものに限る。23~30日まで、市福祉センターで受けつける。
市、水道水の放射能測定結果発表(3/22)
市上下水道局は、福島第一原発事故を受け、臨時に行った水道水の放射能測定結果を発表した。宮前区の潮見台浄水場の水から微量のベータ線が検出されたが、同局は「事故が原因と思われるが、世界保健機関(WHO)の規定で健康に影響があるレベルではない」としている。
東電、川崎病院に送電する配線工事開始(3/21)
東京電力は、計画停電対象地域にある市立川崎病院に対し、対象地域外の変電所から配電する工事を進めている。東電川崎支社によると、災害時の拠点となる同病院への単独配電を決定し、21日に配電工事を開始した。4月に完成見込み。