「まん延防止」の適用延長 5月末まで(5/7)

市など県内9市に適用されていた「まん延防止等重点措置」が7日、5月11日までから5月末までに延長され、新たに県内では12日から湘南・横須賀地域などの8市町を追加することを決めた。福田市長は、市内の感染状況について増加幅が大きくなっており予断を許さないとした上で、「引き続き負担、不便をかけるが基本的な感染症対策の継続とまん延防止対策への理解、協力をお願いする」とコメントした。

接種券発送を来月に延期 65~74歳のワクチン(4/27)

市は65~74歳(約15万人)への新型コロナウイルスワクチン接種について、28日に予定していた接種券の発送を5月26日に変更すると発表した。24日に始めた75歳以上の5月分の先行予約(約3万4千回分)で申し込みが殺到し多くの人が予約できておらず、個別接種を担う市内の協力医療機関にも問い合わせが相次いでいる。先行する75歳以上に行き渡らないうちの対象者拡大は混乱を招くと判断した。

ワクチン予約アクセス集中 75歳以上受け付け開始(4/24)

市は24日午前8時半から、新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種の予約を開始した。75歳以上の約15万人が対象で、5月10日~30日の集団接種約1万4千回分と個別接種約2万回分。インターネット予約は開始直後から申し込みが殺到し、アクセスできない状態が続発、電話による「予約コールセンター」もシステムを共有しておりつながりにくい状態が続いた。アクセス集中によるサーバー処理の負荷が高まったことが要因で、午後5時半ごろに改修が完了。開始から10時間近くで予約枠の約4割が埋まった。

変異株拡大地域との往来自粛を 9都県市首脳会議(4/21)

首都圏の1都3県と政令指定都市の首長でつくる9都県市首脳会議が21日、オンラインで行われた。大型連休を前に、新型コロナウイルスの変異株の拡大による感染者が急増している地域との往来自粛を呼びかけ、「不要不急の外出自粛」「飲食店のカラオケ利用や路上飲みをしない」などを共同メッセージにまとめた。福田市長は「住民の関心はワクチン接種をいかに早くやるかだ。どこが早いか遅いかという競争でなく、誰かが受ければ予防効果につながる視点の啓発が重要」と主張した。

75歳以上の高齢者にワクチン予約開始 接種券発送(4/20)

市は24日午前8時半から新型コロナウイルスワクチンの接種予約ができるコールセンターと専用サイトを開設するのに伴い、予約に先立つ20日、75歳以上の高齢者約15万人に予診(問診)票などを同封した接種券を発送した。コールセンターと予約サイトでは、市内7区の市民館や教育文化会館で5月11日から始まる集団接種の予約ができる。予約サイトからは市内医療機関での個別接種の予約も受け付ける。福田市長は「当初の予約枠は限られる。焦らずに様子を見ながら予約してほしい」と呼びかけた。

川崎など県内3政令市 「まん延防止」適用区域に(4/16)

政府は16日、神奈川、千葉、埼玉の首都圏3県と愛知県について、緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の適用を決めた。期間は20日から5月11日までの22日間。月末からの大型連休を控え、感染拡大地域との往来の自粛の呼びかけなどを行う。県での適用区域は、市、横浜市、相模原市で、飲食店などに午後8時までの営業時間短縮を要請、店の事業規模による協力金(1日あたり最大20万円)が支払われる。店でアクリル板を設置しているかなど見回りの強化や大規模イベントの入場者数の上限を5千人とする。

新規感染者数が「微増」から「拡大」へ(4/14)

市は14日、「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開き、先週の新規感染者数が240人(前週比67人増)となり、4週続いた「微増」から増加幅が拡大したことが報告された。人口10万人あたりの累積新規陽性者数は15.69人(同4.38人増)と増加し、入院や自宅療養など全療養者数も329人(同70人増)と増加幅が拡大した。岡部信彦・市健康安全研究所長は「増加幅が目立ってきている。ワクチン接種と療養者数の急増のタイミングが一致すると、医療だけでなくワクチン接種にも影響が及ぶ」と指摘した。

光触媒空気清浄機を市に寄付 ワクチン接種会場に設置(4/9)

市は9日、光触媒を使ったフィルターに紫外線の光を照射し、新型コロナウイルスを分解する仕組みの光触媒空気清浄機5台の寄付を受けた。寄付したのは産業機械メーカーのワイエイシイホールディングス(東京都昭島市)で、希望小売価格1台26万円。光触媒フィルターに高出力の紫外線発光ダイオードランプを照射し、活性酸素を発生させることで、新型コロナウイルスを不活化するとされる。新型コロナワクチンの集団接種会場に設置する。

ワクチン高齢者集団接種 5月11日開始(3/29)

市は29日、新型コロナウイルスワクチンの優先接種のスケジュールを発表した。各区市民館での集団接種は5月11日から週5日開設し、全会場で日曜日も実施する。接種は1会場あたり1日300回を予定。高齢者施設などへの巡回接種は4月12日、協力医療機関による個別接種は5月10日から。集団と個別、巡回の3方式で接種を進める。接種券の発送は、75歳以上は4月20日、65~74歳は同28日、基礎疾患のある人や64歳以下への接種開始は7月以降の見通し。

自宅療養の高齢者ら訪問支援事業 5月から市独自で(3/22)

市は、新型コロナウイルス感染症で自身や家族が陽性となった要介護高齢者らを対象に、市独自の「自宅療養者等訪問支援事業」を5月から始める。対象となるのは一人暮らしで認知症や聴覚障害があり自力で健康観察や保健所連絡が難しい自宅療養者や、家族が感染して介護サービスが受けられなくなった高齢者で、医師や看護師が自宅を訪ね、健康観察や相談に応じる。保健所で利用希望を把握し、かかりつけ医らの往診を経て、看護師やヘルパーらが原則1日1回訪問する。年間約70人の利用を想定、利用者の費用負担はない。事業予算は約2400万円。

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