集団接種4月1日から全区に会場 市ワクチン基本方針(2/16)

市は16日、市民を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種体制の基本方針を発表した。市内7区の市民館などで4月1日から集団接種を始め、協力を得た医療機関での個別接種、自力で接種に行けない高齢者施設などへの巡回接種を行う。16歳以上の接種対象者は約132万人。集団接種は土日のいずれかを含む週5日を想定し、7区の会場で1日計2700人の接種が可能、学校や企業などでの実施も検討する。個別接種はインフルエンザワクチン接種の協力病院などに呼びかけ、市内600か所以上の実施を目指す。高齢者施設などでの巡回接種は嘱託委への協力取り付けや施設職員への優先接種など体制を整えるとした。

市内初の宿泊療養施設 武蔵小杉のホテル302室(2/15)

県は15日、新型コロナウイルスの無症状・軽症者向け宿泊療養施設として「リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉」(中原区・客室302室)の利用を25日から開始すると発表した。契約は3月末まで、市内の宿泊療養施設の開設は初めて。横浜、相模原市などの施設に続く県内9か所目で、計2100床となる。2月14日時点で県内では、宿泊施設での療養者が172人、自宅での療養者が649人で、宿泊療養施設の待機者はいない。

看護短期大学でワクチン集団接種訓練 全国初(1/27)

4月にも始まる新型コロナウイルスのワクチン接種に向け、市と厚生労働省は27日、市立看護短期大学(幸区)で市民への集団接種を想定した国内初の大規模訓練を行った。訓練は医師3人と看護師5人が65歳以上の高齢者20人に接種する想定で実施。受付で職員が予診票に記入、医師が診察で体調や病歴、アレルギーなどを確認。専用スペースで看護師が注射器を腕に当て模擬接種を2回実施した。接種後は間隔をあけ15~30分待機。救護室や米ファイザー製のワクチンを保管する超低温冷凍庫も設けた。入場から接種終了まで約15~30分で、1時間で接種可能なのは30人前後と確認した。成果や課題などは全国の自治体で共有する。

コロナ感染症専門外来開設 聖マリ医大病院(1/18)

聖マリアンナ医科大学病院(宮前区)は18日、新型コロナウイルス感染者の後遺症に特化した「感染症後外来」を開設する。複数の診療科がある大学病院の特性を生かし、味覚・嗅覚障害や倦怠感、息苦しさなど様々な後遺症に総合的なケアを行う。昨年11月以降の「第3波」による感染急拡大でコロナ病床は厳しい状況だが、後遺症に対応する余裕もない首都圏の医療体制も踏まえ決めた。毎週月曜の午後開設し、16歳以上でコロナ感染症と診断されてから2か月以上経過し、何らかの症状で困っている人が対象。

市内感染者連日最多更新223人(1/8)

市は7日、未就学児から90代までの男女223人(計5406人)の新型コロナウイルス感染者を発表した。1日あたりの発表数としては2日続けて最多を更新した。また80代~90代の男女4人の死亡を発表。このうち90代男性は8日までに計28人のクラスターが起きた同区の高齢者介護施設の入居者で、先月24に陽性が判明し、7日に肺炎で亡くなった。

2度目の緊急事態宣言 2月7日まで(1/7)

政府は7日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に新型コロナ特別措置法に基づく緊急事態を宣言した。期間は2月7日まで。感染リスクが高いとして飲食店に午後8時までの営業時間短縮を要請し、応じない場合は施設名を公表できる。県は昨年12月18日から今年11日まで川崎・横浜市域で酒類を提供している飲食店とカラオケ店を対象に要請していた営業時間午後10時までを、8日以降は同8時(酒類提供は同7時)までとした。1日あたりの協力金は現行の4万円から6万円に増額する。

市内感染者最多195人(1/7)

市は7日、新型コロナウイルスの感染者が過去最多の195人(計5183人)となったと発表した。川崎区の高齢者デイサービス施設で80代女性利用者と職員2人の要請が判明し、この施設の感染者は計6人となりクラスターと認定された。市南部の病院で80代女性患者、市中部の病院で90代女性患者と50代女性看護師の感染がわかり、両病院の感染者は計36人、計9人となった。

市内医療体制ひっ迫 市対策本部会議(1/6)

市は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け対策本部会議を開き、市内の医療体制がひっ迫している状況などが報告された。入院患者数は昨年12月1日の65人(うち重症者10人)から、今年1月5日には115人(同20人)に増加。患者をすぐに受け入れられる即応病床は、現在の143床から最大の180床まで拡充できる見通し。福田市長はこれ以上の拡充は通常医療に影響するとした。1~3月に予定の市立49中学校の自然教室の中止など、政府の緊急事態宣言発令に備えた対応も報告された。

市内感染者最多更新の100人(12/31)

市は31日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多を更新し100人となったと発表した。うち67人の感染経路が不明。クラスター(感染者集団)が発生した市南部の病院で入院患者の60代女性が新たに陽性と判明し、感染者は計30人になったほか、川崎区の有料老人ホームでも新規感染者が判明し計11人になった。また、市内のいずれも80代男性2人の死亡も報告された。

市内の感染者最多90人 学習塾でクラスター(12/16)

市は16日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多の90人となったと発表した。宮前区内の同じ学習塾に通う小中学校5校の児童生徒12人の陽性が判明、同塾の感染者は計14人となりクラスターと認定、有馬、宮崎、宮前平の3中学校が16日、臨時休校。40代女性職員の陽性が判明した宮前区の保育園も同日から休園。男児が陽性となった多摩区の保育園は17日から休園。クラスターが起きた川崎区の老人介護施設で新たに90代の入居者3人が陽性となり感染者は計19人。

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