市内感染者最多の67人 新型コロナ(11/26)

全国的に「第3波」の到来が指摘され、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、市内の新規感染者数は26日、過去最多を更新し67人となった。うち2人が重症、5人が中等症と診断された。麻生区の認可保育所「はるひ野保育園」に勤める宮前区の20代女性保育士の感染が判明し、同園は26日から当面休園、濃厚接触者として園児や職員ら計68人の検査を行う。県内は254人、横浜市は122人でいずれも、これまでで最多。

コロナ対策37項目を国に要望 9都県市首脳会議(11/11)

首都圏1都3県5政令指定都市でつくる九都県市首脳会議が11日、ウエブ会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会経済活動の両立に向け、国に37項目の支援要望などを決めた。医療現場の人材確保策をはじめ、インフルエンザとの同時流行に備え、発熱患者を引き受けた際の診療報酬の引き上げなどを求めている。座長を務めた福田市長は「1都3県の感染割合と交付金が見合っていない。財政力にかかわらず人口や感染率をしっかり見てもらうことを求めたい。」と話した。

井田病院内の食堂来年3月退店申し出(10/29)

市立井田病院(中原区)内のレストラン事業者に市が光熱水費約1145万円を請求していなかった問題で、市は29日、事業者からコロナ禍の影響で来年3月末の退店意向が示されたと明らかにした。病院の日勤職員約600人のレストラン利用率は例年約15%だが今年度は約12%にとどまった。事業者から今の採算性ではレストラン継続は難しいとの申し出がされ、市は別の事業者を探すことも視野に今後の対応を検討する。撤退は業者が分割での支払いを確約する時期が終わるタイミングで、以降の残額の返済は不透明。

岡部氏(市健康安全研究所長)ら6人 内閣官房参与に(10/13)

政府は13日、市健康安全研究所の岡部信彦所長ら6人を内閣官房参与に起用する人事を決めた。同氏は新型コロナウイルスをはじめ感染症への各種対策立案でアドバイスを行う。加藤官房長官は定例会見で、「専門知識を生かしアドバイスしていただき、迅速な感染症対策につなげていきたい」などと述べた。菅首相とは就任直後の9月22日に意見交換している。内閣官房参与(非常勤国家公務員)は各種分野において「優れた知識や識見を有する」と判断した人材を首相が任命する。

65歳以上の高齢者インフル予防接種無料 本年度限り(9/24)

新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、市は本年度に限り、高齢者が市内の医療機関で受けるインフルエンザ予防接種を無料にすると発表した。対象となるのは65歳以上の人や、接種日に60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器に重い障害がある人など約30万人。接種期間は10月1日~12月31日。従来は自己負担金2300円だったが、今年度に限り、全額公費負担となる。市指定の約600か所の医療機関で受けられる。

1日最多の52人新型コロナ感染 高津区の病院クラスター発生(9/16)

市は16日、一日あたりで最多の52人の新型コロナウイルスの感染者を発表した。このうち31人はクラスター(感染者集団)が発生したハートフル川崎病院(高津区)の入院患者26人と医療従事者5人で、入院中だった70代男性は重症。クラスターは認知症患者らの病棟で発生、15日の発表分とあわせこの病棟の入院患者36人のうち32人が陽性。看護師、准看護師らスタッフの感染者は計7人となった。同病院は入院や外来の新規受け入れを休止し、外来は電話再診のみとしている。

文化賞に宮田さんら3人受賞 将棋棋士の本田さんアゼリア輝賞(9/15)

市は15日、本年度の「川崎市文化賞」などを6人と1団体に贈ると発表した。文化賞は元認定NPO法人教育活動総合サポートセンター理事長の宮田進さん(80)、元市青少年科学館館長の若宮崇令さん(77)、民謡歌手の伊藤多喜雄さん(69)の3人、社会功労賞は青丘者理事長の裵重度さん(76)、市歯科医師会会長の山内典明さん(66)、スポーツ賞は古希軟式野球チーム「川崎ブルーソックス」、今後の活躍が期待される「アゼリア輝賞」はプロ将棋棋士の本田奎さん(23)が選ばれた。

ハンドクリーム1万個を市内医療従事者に寄贈 ユースキン製薬(8/25)

ユースキン製薬(川崎区貝塚)は新型コロナウイルス対策に取り組む市内の医療従事者向けに、ハンドクリーム1万個を25日、野渡和義社長が福田市長に手渡した。寄贈品は、ビタミン系クリームのユースキン(12㌘)で医療従事者向けの特別仕様品。同封されたメッセージカードには、痛い時や不安な時、手を差し伸べてくれる感謝とともに「がんばる手を応援しています」と記されている。新型コロナ対応に当たる市内医療機関10か所のほか、保険所、健康安全研究所などで活用する。

感染者市内最多更新26人 コロナウイルス(8/9)

市内では9日、1日の感染者数としては過去最多となる男女26人の感染が確認された。感染者が20人を超えるのは6日連続で全員が軽症か無症状。うち8人は都内にある事務系の同じ会社の社員で、川崎区内の社員寮に在住。他に市立井田病院の30代男性医師は7日に陽性と判明した同病院雄医師と執務室が同じ。また県警高速隊の30代男性巡査部長は6日に陽性が判明した同隊巡査部長の同僚。9日現在の市内感染者数は757人、死者数は26人。

コロナ対策で市への寄付1600万円超(6/29)

市は29日、新型コロナウイルス対策向けに受け付けている市への寄付が、市内外から1600万円超に上っていることを明らかにした。寄付は4月24日からホームページなどを通じて受付け、個人が221件計約1110万円、団体が14件計約500万円。いずれも1件当たり最高金額は100万円、小口の寄付がほとんどを占める。市は医療現場に消毒液を届けるなど活用しているほか、福祉施設にサージカルマスクを届けたりして現場の環境改善につなげている。

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