「ふれあい祭り」4年ぶり賑わう JFEスチール・市共催(5/28)

ものづくりと音楽を楽しむ「ふれあい祭り」が川崎区南渡田町のJFEグループ内の特設会場で開かれた。JFEスチール東日本製鉄所と市でつくる実行委員会の主催で17回目。コロナ禍で通常規模の開催は4年ぶり。古米孝行・東日本製鉄所京浜地区所長は挨拶で今年9月予定の高炉休止も報告、「前身の日本鋼管がこの渡田に開所して120年目に製鉄所のシンボルの灯が消えるのは寂しく申し訳ない。日本を代表するものづくり拠点で、新しい時代をつくっていきたい」と話した。

早期の再就職支援を JFE高炉休止で訴え(4/18)

JFEスチール東日本製鉄所京浜地区(川崎区)の高炉休止を巡り、同社社員やOBなどでつくる「JFEスチール京浜の高炉休止に反対し職場を守る会」が18日、記者会見を行った。高炉休止に伴い、同社で約1200人分、関連下請け会社で約2000人分の雇用が失われるといい、名越高治事務局長は、労働者の雇用を守るため、JFEスチールと行政が一日でも早く再就職の支援をと訴えた。

太陽光発電など設備設置に金利優遇 川崎信金(4/1)

川崎信用金庫(川崎区)は太陽光発電など創エネ・省エネ設備を取り付ける住宅向けの金利を優遇する「カーボンゼロ・住宅ローン」を1日から始める。2025年度からの市内の新築建築物に太陽光パネル設置義務化条例の施行に先行して導入するもの。優遇対象は50万円を超えて該当設備を設置するもので、借入総額のうち対象設備の費用に当たる金利を0%と設定して全体の利率を算出し直す。9月末まで受け付ける。

JFE高炉休止で447人雇用削減 関連会社従業員(3/27)

JFEスチール東日本製鉄所京浜地区(川崎区)の高炉休止に伴う雇用への影響などを話し合う、市、横浜市、県、厚労省、経産省からなる「関係行政機関連携本部会議」が27日開かれ、関連会社の従業員計447人分の雇用枠が削減される予定と報告した。影響が想定されるのは約2千人にのぼり、多くの従業員が再就職を迫られる見通しで、今後、合同企業面接会などを開くほか、県内の全ハローワークで特別相談窓口を設けるなど再就職支援に取り組む。

 社員寮と学生寮一体ビル完成 百合丘に川信の創立記念事業(3/18)

川崎信用金庫(本店・川崎区)の創立100周年記念事業の一つで、全国でも珍しい一企業の社員寮と学生寮が一体となった「かわしん百合丘ビル」が小田急線百合丘駅前に完成、18日から入居を開始した。鉄筋コンクリート造の地下1階、地上9階建て、1階は貸店舗の歯科医院、2階から8階までが全86室の寮。最上階の9階は新宿ビル群などが眺望できる食堂で、管理栄養士監修の食事が平日朝夕にとれる。

DeNA新アリーナ28年開業へ 京急川崎駅隣接地(3/3)

バスケットボールBリーグ1部(B1)川崎ブレイブサンダースを運営するDeNAは3日、京急川崎駅に隣接する自動車教習所の約1万2400㎡に新アリーナなどの複合エンターテインメント施設を整備すると発表した。2028年10月の開業を目指す。新アリーナは川崎ブレイブサンダースのホームアリーナとして使用し、約1万人収容を想定、ほかに宿泊施設や公園なども整備する。DeNAと京浜急行電鉄との共同事業で、同教習所廃止後に跡地を借りて25年の着工予定。

産業エリア「カーボンニュートラル」目指す世界的プロジェクト 市が初参画(1/20)

市は20日、産業エリアのカーボンニュートラルを目指す世界的プロジェクトに参画したと発表した。スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」主催の分科会「産業クラスターのネットゼロ移行イニシアティブ」に、「川崎カーボンニュートラルコンビナート」として日本初の参画、国際的な産業クラスター間のノウハウ・知見の共有、協業によるネットゼロを目指す。今回の参画には市内立地企業14社から賛同・協力表明がなされた。

島津製作所が新研究開発拠点 殿町キングスカイフロント地区(1/16)

島津製作所(本社・京都市)は16日、川崎区のキングスカイフロント地区に新たな研究開発拠点・殿町事業所の開所式を行った。同社の製品で分析したデータなど基に、主に医療や環境の分野で顧客の要望に応じた応用技術の開発を目指す。同事業所は地上4階建て、延床面積約9500㎡、投資額は長期間の施設賃料を含め100億円超。羽田空港へのアクセスのよい同地区西端部に立地し、ガラス張りの分析ラボやオフィスが特徴。

川崎の産業・観光の知識を問う「ようこそ!かわさき検定」 受講者募集(1/12)

川崎商工会議所などは市の産業や観光に関する知識を問う「ようこそ!かわさき検定」の受講者を31日まで募集している。検定は「川崎産業観光検定試験」が前身。京浜工業地帯の歴史や初代の市長名など4択式35問と記述式2問で、100点満点中70点以上で合格。合格者は川崎産業観光ガイド養成講座の受講資格が得られ、講座卒業で正式に観光ガイドに。2021年は116人申し込み71人合格。試験日3月12日。受験料1650円。

 チッタグループ創業100周年記念 ギャラリーオープン(11/22)

JR川崎駅前の複合商業施設「ラ チッタデッラ」を運営するチッタグループは、創業100年を記念する企画を発表した。22日に披露されたのは同施設の外壁をギャラリーに見立てた「WALL ART GALLERY」。ロックバンド「SHISHAMO」のギター・ボーカルバンドで市出身の宮崎朝子さんなど新進気鋭のアーティスト16人の大型看板が壁面を飾る。23日には同社の歩みとトピックを年代ごとに紹介し、同グループが手掛けた娯楽産業と川崎の街の関りを実感させる歴史ギャラリー「CITTA’DNA」をオープンする。

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