新市庁舎の内覧会 7月8,9日(4/25)

市は25日、6月完成予定の市役所本庁舎の市民向け内覧会を7月に開催すると発表した。新庁舎は旧庁舎の一部を市役所通りに面して再現、3階建ての復元棟と25階建ての高層棟の低層部が回廊でつながる構造。内覧会は7月8,9日、1時間程度で高層棟最上階の展望ロビーやスカイデッキ、23階の議場のほか、復元棟2階の情報発信スペースとなる旧市長室など。応募は市民に限り、5月19日までに市ウエッブサイト、郵送、ファクスで申し込む。

小学校教員大学3年生に内定 23年度から全国初(3/1)

市教育委員会は市立学校の小学校教員採用試験について、2023年度から市を第1志望とし、大学が推薦する3年生を対象とした特別選考を新設すると発表した。3年次中に受験して内定を出す選考は全国初。5月から書類選考、7~8月の論文試験と面接試験のあと、10月中旬に合格発表を予定。合格者は25年度の採用予定者となり、希望者は教育現場での研修も。不合格の場合でも、翌年度の選考試験を受験できる。

市役所移転で2600人分の調度品不用に(2/21)

6月完成予定の新本庁舎(地上25階、地下2階建て)は10月から各部署の移転が始まるが、職員2600人分の机、いすなどの調度品が不用になる見通し(21日までの市の試算)。新庁舎では大半のフロアで複数の職員が共用する「グループデスク(長机)」を導入し、既存の机、いすの再利用は限定的で個人ロッカーや書類棚なども刷新される。市は市役所内での活用、自治会関係者らへの持ち帰りなどを検討中だが、多くは産業廃棄物として1億円前後の処分費用が見込まれるという。

行政手続きを原則オンライン化 4月から(1/26)

市は26日、4月から行政手続きを原則すべてオンライン化すると発表した。マイナンバーカードを活用したスマートフォン・パソコンからの公的個人認証や証明書発行手数料等のクレジットカード決済などに対応した電子申請システム「オンライン手続きかわさき(e-KAWASAKI)」の本格稼働によるもの。対象となる手続きは、子育て、介護、福祉、地域での活動、被災者支援・防災、消防、教育などすべての行政分野の手続きで、法令等により対面審査・指導・相談や、証拠資料の原本提出が必要なものを除く2650の手続き。

日進町簡易宿泊所の是正工事完了 11人死亡の火災から7年 (1/26)

市は26日、11人が死亡した2015年の川崎区日進町の簡易宿泊所(簡宿)火災を受けて設けられた庁内の「簡易宿所火災事故対策会議」が19日解散したと発表した。法に定める耐火基準を満たしていなかった1棟の工事が昨年末に終わり、全ての簡宿の是正が完了した。今後は2~3年に1回立ち入り調査で状況を確認する。川崎区の簡宿の数は火災発生当時の49棟から昨年末時点で25棟に、宿泊している生活保護受給者は1349人から289に減少した。

新市庁舎火災の原因判明 バーナー可燃物近くで使用(1/19)

市は19日、昨年10月に建設中の市役所新本庁舎(川崎区)の24階部分で発生した火災は、ガスバーナーを誤って可燃物の近くで使ったのが原因と発表した。作業員が天井の鋼板を切断中に天井裏に設置した可燃性の断念材が燃え、周囲約150㎡を焼損した。修繕は施工者負担で実施、市負担はない。工期に影響はなく今年6月の工事完了、同10月から来年7月の移転予定、約470億円の総事業費に変更はない。

川崎宿起立400年を迎えた川崎を新しい拠点に 市長・議長賀詞交換会(1/5)

福田市長と橋本市議会議長主催の新年賀詞交換会が5日、ミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で開かれた。市長は、東海道川崎宿起立400年を迎えた川崎を人や物、情報が行き交う新しい拠点にしたいと述べ、川崎発展の象徴の役目を担ったJFEスチールの9月休止という歴史的な転換を迎える機会を捉え、新しい発展の場にしたいと決意を語った。議長は来年の市制100周年に向け抱負を語った。

 国葬参列の公費「違法とはいえない」 住民監査請求を棄却(11/11)

安倍元首相の国葬に福田市長と橋本市議会議長が公費で参列したのは違憲・違法として市民らが行った住民監査請求について、市監査委員は11日、請求を棄却した。国葬出席については国との友好、信頼関係の維持増進を図る目的を客観的にみれないとはいえないとし、公用車使用等に係る費用の支出は違法、不当な公金の支出にあたるとはいえないとした。請求代理人の弁護士は、監査結果の論理は飛躍しており、国葬そのものや公費支出の違法性を全く判断していないなどと批判した。

来年6月新庁舎完成へ合意 工期延長の負担増5億4千万円(11/11)

コロナ禍で中国から輸入していた建物外装部材の調達の遅れにより工期が延びていた建設中の市役所新庁舎について、市は11日、予定より約2か月半延び来年6月中旬に完成させることで業者と合意したと発表した。同年10月から移転を進め順次利用を開始する。工期延長による関連事業費は約5億4千万円増の見込み。先月25日に新庁舎24階の天井や壁など125㎡を焼いた火災の影響は調査中としている。

市文化賞など8人に贈呈(10/27)

2022年度の「第51回川崎市文化賞」などの贈呈式が27日、市国際交流センター(中原区)で開催された。文化賞は佐々木武志さん(82)元教育委員会教育委員長、関昭三さん(81)元演劇鑑賞会事務局長、社会功労賞は小倉敬子さん(75)かわさき市民活動センター理事長、渡辺ひろみさん(87)NPO法人秋桜舎理事長、スポーツ賞は佐藤水(み)菜(な)さん(23)競輪選手、森重航(わたる)さん(22)北京五輪スピードスケート男子500㍍銅メダル、アゼリア輝賞はオペラ歌手の市川宥一郎さん(30)、市立川中島中2年卓球選手の張本美和さん(14)。

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