プール水流出賠償請求は過重な負担 自由法曹団声明(9/6)

市立稲田小学校(多摩区)でプールに大量の水を流出させた問題で、市教育委員会が男性教諭と校長に水道代の半額約95万円を請求したことを巡り自由法曹団神奈川支部は6日、「一労働者である教員に対して余りにも過重な負担を押し付けるもの」として早期撤回を求める声明を発表した。市教育委の「重過失ではないが過失の程度は重い」の判断に対し、声明は「公務員に賠償を広く求めれば、公務員を委縮させ公務の適正な執行も抑制される恐れがあり、賠償請求は重過失が大前提」と指摘している。

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