ホームと改札口増設へ JR横須賀線武蔵小杉駅(7/17)

市とJR東日本横浜支社は17日、通勤・通学時の混雑が常態化しているJR横須賀線武蔵小杉駅の混雑緩和策として、下り線ホームを新設すると発表した。2023年度の供用開始を目指す。現在のホームは上り専用となる。また新たな改札口やアクセス用の市道も整備する。事業費は下りホームをJR東日本、改札口とアクセス用市道(訳200m区間)を市がそれぞれ負担。下りホームは、駅に隣接するNECの敷地の一部をJR側が購入した上で、現在の同線ホームの東側に建設する。

加古さんにお別れ しのぶ会に220人(7/16)

5月に92歳で亡くなった絵本作家のかこさとし(加古里子)さんをしのぶ会が16日、中原区の市市民ミュージアムで開かれ、親交のあった約220人が集まり個人をしのんだ。「だるまちゃんとてんぐちゃん」などで知られるかこさんは、川崎で労働者の子どもたちを支援するセツルメント活動を行い、絵本作家を志すきっかけとなった。ここで出会ったかつての子どもたちも参列し、当時の子どもたちと写った写真や主な作品約280点を超す絵本が献花台に飾られた。

ブロック塀など小中24校不適合 市教委(7/13)

大阪北部地震のブロック塀倒壊事故を受け市教育委員会は13日、小中学校24校の26か所でに建築基準法に不適合なブロック塀などがあったと発表した。高さ2.2m超や塀を補強する「控え壁」のない不適合なブロック塀は18校で、児童がボールを投げて遊べる同様のブロックは8校あった。市教委は今後、高さの基準を超えるブロック塀や投てき板すべて撤去する方針。

DV被害者の書類紛失 再転居の費用を市が負担(7/13)

市は13日、ドメステイックバイオレンス(DV)被害に遭い、県内の施設に一時保護されていた女性の個人情報を紛失したと発表した。市によると5月に一時保護施設からの転居に付き添った女性職員が、施設から女性の転居先などが記された「退所通知書」を受け取ったが、帰宅後に紛失に気づいた。再びDV被害に遭う可能性もあるため女性に再転居を勧め、約30万円の費用を全額負担した。市はDV被害者の個人情報は命に係わる問題で特に慎重に取り扱うべきもの。管理が徹底されず申し訳ないと謝罪した。

不交付団体への配慮を 財務相へ市長要請(7/12)

福田紀彦市長は12日、麻生太郎財務相と面会し、不交付団体への移行に伴う各種補助金や交付金の削減廃止などを求めた。市の2015年度決算では市民1人当たりの税収額は政令指定都市で3位であるが、交付団体に交付される普通交付税と臨時財政対策債を加えた市民1人当たりの一般財源額は18位になる。このため交付・不交付のボーダーラインにある自治体は、財政が豊かであるという実態ではないとして制度の改正を求めた。

大山街道の魅力を活かしたまちづくりを アクションフォーラムで意見(7/11)

大山街道の魅力を活かしたまちづくりを考える「大山街道アクションフォーラム」が高津区の大山街道ふるさと館で11日日、開かれた。フォーラムは2009年度から始まり、今年度は20年後のまちづくりを見据えた「暮らして安心 訪ねて楽しい大山街道」がテーマ。野原卓・横浜国大准教授は「周辺の裏道や蔵などの地域資源を発掘、活用することが大切だ」などと訴え、都市デザインの専門家や地元企業の経営者らが無電柱化計画、食を活かした活性化策などについて意見を交わした。

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