市は国の2021年度ホームレス実態調査に基づく市内の調査概要を発表した。巡回相談員が1月11~12日の昼夜、目視で調査。市内で生活するホームレスは前年度より21人少ない161人で、13年連続減少。男性155人、女性6人、生活の場は河川32%、公共施設などのその他施設24%、公園21%、道路19%、駅舎4%の順。区別では川崎区55%、中原区24%。市内のピークは2003年の1038人。
知事と3政令市長、初の同席協議 特別自治市構想(5/6)
政令市が道府県から独立して行政権限や財源の移譲を目指す「特別自治市」制度の構想について、黒岩知事と県内3政令市長が同席する初めての懇談会が6日、横浜市役所で開かれた。福田市長は政令市が県の事務を担いながら見合った税制措置がされていない、地域の特性に合わせた地方自治制度の再構築を訴えた。黒岩知事は地方全体の構造的な問題とし、警察業務や災害対応など広域行政では分断が起きると懸念を示した。議論は平行線だったが、協議の継続については合意した。