17年ぶり大賞、次点両賞とも「該当なし」 岡本太郎現代芸術賞(2/17)

市出身の芸術家岡本太郎の精神継承の作家を顕彰する第26回岡本太郎現代芸術賞が17日発表され、大賞と次点の岡本太郎賞、岡本敏子賞は2006年度の両賞が創設されて以来初めて「該当なし」となった。同賞は岡本太郎記念現代芸術振興財団などの主催で1997年度に始まり、2005年度までは大賞とされていた最高賞の受賞はなかった。今回は国内外から595点の応募があり23人が入選、うち4人に特別賞が贈られた。

卒業式マスク外しを基本に 市教委が市立学校へ基本方針(2/15)

市教育委員会は15日、3月の各市立学校の卒業式について、出席する児童生徒や教職員は式典全体を通じてマスクを外すことを基本とする考えを各校に通知した。10日付の文部科学省の通知に基づくもの。換気など必要な感染症対策を講じ、体調不良者は出席できないことを事前に周知する。入退場や卒業証書授与などはマスクなし、校歌斉唱などはマスク着用などとし、教職員が児童生徒にマスクの着脱を強いることなく、子ども同士マスクの有無で差別や偏見がないよう適切に指導する。

地区名明示の投稿もヘイト認定 市審査会(2/14)

市差別防止対策等審査会(会長・吉戒修一弁護士)は14日、在日コリアンが集住する市内の地区名と民族を挙げ、排除・侮蔑するインターネット上の投稿3件をヘイトスピーチと判断、削除を要請すべきとした。これまでは個人に対する言動に限って認定、地区名を巡る言動の認定は初めて。審査されたのは掲示板への投稿2件、ブログ1件で、地区名を明示した上、在日コリアンの蔑称を挙げて「叩き出すべき」と書き込んだ。市は答申を受け、電子掲示板などの運営者に削除を要請する。

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