機密情報をメールで委託業者に 市包括外部監査「指摘」(2/8)

市は8日、今年度の包括外部監査結果を公表した。適当でない事務処理があったと判断された「指摘」は28件、改善を提案する「意見」は29件、このうち個人情報などのデータ「情報資産」の管理に関する指摘が20件で最多、予定価格の算定に関する意見が10件あった。指摘ではシニア世代が参加する「プラチナ音楽祭2022」の運営業務委託で、市の規定に従わず機密性のある情報をメールで委託業者に提供していたことなどが挙げられた。

ソウルフードを園児用メニューで 「ニュータンタンメン」(2/7)

市制100周年「みんな美味しい、郷土の味!」事業の一環として、川崎の特産品や郷土料理の給食献立への取り入れを進めている市は7日、ソウルフードとして市民に親しまれる「ニュータンタンメン」を保育所の栄養士らのチームがレシピを作成、宮前区の土橋保育園で提供した。調味料は控えめだが特徴のニンニク風味やふんわり卵を再現、パブリカパウダーで赤味を出した。今後、市内の公立や一部民間保育所でも提供される予定。

インフル急増 5年ぶりに流行発生警報(2/6)

市はインフルエンザの流行が急拡大しているとの報告を受け6日、流行発生警報を2019年1月以来5年ぶりに発令した。1月29日から2月4日までの1週間のインフルエンザ患者報告数が定点医療機関61か所で流行発生警報基準値(定点当たり30.00人)を超え32.67人となった。24年に入っての週別平均患者報告数は第1週(1/1~1/7)9.29人,第2週13.95人、第3週24.17人、第4週28.43人。区別では宮前区が最多の59.2人、川崎区39.5人、高津区39.44人。

新年度予算案8712億円(一般会計) 過去2番目の規模(2/6)

市は6日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は8712億円(前年度比0.5%増)と過去2番目の規模。市税収入は3854億円(同1.1%増)で3年連続過去最高。法人市民税が企業収益の増加で206億円(同17億円増)、住宅の新増築など固定資産税が1356億円(同11億円増)。ふるさと納税による流出額は過去最高の142億円。歳出では子育て支援や障害福祉サービスの拡大など扶助費が全体の3割の2383億円(同3.8%増)、退職予定者増加で人件費が1645億円(同7.0%増)。市制100周年記念関連は8億円、全国都市緑化フェア関連は24億円を盛り込む。減債基金からの借り入れは157億円。

ウクライナの星空投影 「かわさき宙と緑の科学館」解説員は避難女性(2/4)

「かわさき宙(そら)と緑の科学館」(市青少年科学館・多摩区)では4日、「ウクライナの星空の下で」と題したプラネタリウム特別投影会を開催する。講師はウクライナ東部の都市ハルキウプラネタリウムに7年間解説員として勤務し、戦禍を逃れて日本に避難しているオレナ・ゼムリヤチェンコさん(31)。科学館職員と共にウクライナ語と日本語で投影を行う。会場には日本赤十字社の「ウクライナ人道危機救援金」の募金箱も設置。

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