川崎店前の街路樹伐採でBM社員逮捕 全国初(1/30)

中古車販売大手ビッグモーター(BM)の店舗周辺で街路樹が枯れるなどした問題で、県警捜査1課と川崎臨港署などは30日、川崎店(川崎区)前の街路樹の伐採に関与したとして、器物損壊の疑いで同社社員(51)を逮捕した。街路樹問題での逮捕は全国初。同社従業員と共謀して2022年10月12日、川崎店前の歩道上で、オオムラサキツツジ6本を切断損壊したとしている。市は昨年8月、県警に被害届を提出した。

川崎産「香辛子」使ったシロップ 新しい名物に明大生協力(1/29)

地元の農家や飲食店向けに新商品の開発支援を行う「美遊JAPAN」(川崎区)が川崎生まれのトウガラシの品種「香(こう)辛子(がらし)」を使ったシロップ「香がらしろっぷ」の販売を29日始めた。商品開発には明治大学農学部(多摩区)学生が協力。香辛子は華やかな香りが特徴の夏野菜で「味の素」の研究所(川崎区)が2018年に開発。体脂肪燃焼や血行促進などが期待でき、ミルクで割ってもアイスにかけてもピリリと独特のおいしさが広がり、新しい川崎名物にと意気込む。税込み1000円。

「沖縄のこころ」を伝えるシンポ ひめゆり平和祈念館長ら(1/28)

沖縄県は28日、「沖縄のこころ」を同県内外に広く知ってもらう催しをシネマコンプレックス「チネチッタ」(川崎区)で開いた。「御万人(うまんちゅ)ぴーすふるアクション」の一環で川崎沖縄県人会が協力。1部は歌やエイサーで平和を願う心を伝える「うたらな平和」。2部は「ひめゆり平和祈念資料館」普天間朝佳(ちょうけい)館長、沖縄出身で日系3世歌手のアルベルト城間さん、カンボジアで働く那覇市出身の小児科医嘉教真理子さんがパネリストのシンポジウム「かたらな平和」。

ツバキの屏風を市に寄贈 日本画家・大矢さん(麻生区在住)(1/24)

川崎市市民文化大使で麻生区在住の日本画家、大矢紀(のり)さん(87)が24日、ツバキを描いた屏風を市に寄贈した。作品名「大樹(たいじゅ)・五色(ごしき)八重(やえ)咲(さき)散(ちり)椿図(つばきず)」、縦1㍍72、横3㍍60の大作で一つの株から赤や白、ピンクなど五色の花を咲かせるツバキが描かれている。ツバキは「市民の木」。市立千代ヶ丘小学校(麻生区)にある市指定「まちの樹50選」にも選ばれた樹齢推定300年のツバキがモデルという。屏風は市長応接室に飾られる予定。

「UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu」 愛称・フロンターレ本拠地(1/23)

市は23日、サッカーJ1川崎フロンターレの本拠地・等々力競技場(中原区)のネーミングライツ(命名権)を富士通(株)が取得、愛称が「Uvance(ユーバンス)とどろきスタジアムby Fujitsu」に決まったと発表した。「Uvance」は「Universal」と「Advance」を重ね合わせた造語。競技場のある等々力緑地の再編整備事業を進める東急や富士通などが出資の「川崎とどろきパーク」(KTP)がネーミングライツ料2,000万円の半額を市に納付。契約期間2月1日~2029年3月31日。

市制100周年・全国都市緑化フェアにちなむ企画も 「川崎・しんゆり芸術祭」(1/18)

16回目の「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」について実行委員長の富山省吾・日本映画大学理事長らが18日、記者会見した。期間は4月7日~5月12日、麻生・多摩区の7会場で音楽、演劇、伝統芸能など32演目43公演を予定。7月の市制100周年、秋の全国都市緑化かわさきフェアにちなみ、川崎郷士・市民劇「百年への贈り物~川崎市誕生ものがたり」、「『緑と水のアート』緑と水の映画祭inしんゆり2024」なども企画されている。

武蔵溝ノ口駅南北自由通路を木質化 「脱炭素モデル地区アクション」(1/16)

市は16日、脱炭素モデル地区「脱炭素アクションみぞのくち」での取り組みとしてJR武蔵溝ノ口駅南北自由通路の木質化を行うと発表した。JR改札正面の窓面を木質化し、通路上に木製の円形ベンチを置き、窓際には生田緑地で伐採したナラ枯れ材活用の鉢カバーに観葉植物を設置、太陽光発電も行う。施工期間は2月1日~3月15日(予定)、使用木材は埼玉県産針葉樹サワラ、炭素固定量は0.82t-CO2(予定)。

土産にも使える「かわさき名産品」 99品認定 (1/16)

市と川崎商工会議所、市観光協会などでつくる「かわさき名産品認定事業実行委員会」は16日、2024年度から26年度までの「かわさき名産品2024-2026」に99品(新規20品、更新79品)を認定したと発表した。市内で生産・製造・加工され販売されている土産にも使える川崎らしい品物で、「どら焼き多摩川の渡し」など和菓子33品、「新城シフォン」など洋菓子22品、クラフトビール「玉孔雀」など食品35品、リサイクル粉石けん「きなりっこ」など工芸品等9品。

戦意発揚狙う紙芝居 市平和館で企画展(1/7)

戦時中、国民の戦意発揚のプロパガンダに使われた紙芝居を紹介する企画展「国策紙芝居展~戦争へいざなう言葉と物語」が市平和館(中原区)で開催されている。漫画家・横山隆一の「フクチャントチョキン」は戦争遂行のため貯金を奨励し国債購入を勧め、近藤日出造の「敵だ!倒すぞ米英を」ルーズベルト大統領やチャーチル首相を鬼やギャングとして描くなど、1940年(昭和15年)~44年(同19年)のものを中心に12作品193枚を展示。2月12日まで。

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