科学教育の普及・啓発を目的に東京応化科学技術振興財団(中原区・藤嶋昭理事長)が主催する小学生対象の「友だちに薦めたいこの1冊コンクール」の入賞作品が9日発表された。42冊の推薦図書を対象に「読書感想文」、絵やイラストで表現する「本の帯」、短い言葉で紹介する「ポップ」の3部門に4062点の応募から藤嶋昭賞など入賞作品計153点が選ばれた。同財団は2014年から市内外の小中高校に約30万冊の図書を寄贈、出前授業なども行ってきた。
学習評価法を年度途中変更 保護者の声で市立菅中(2/9)
市教育委員会は9日、市立菅中学校(多摩区)が保護者の指摘を受け、年度途中に一部の教科で学習評価方法を変更したと明らかにした。評価方法は各学校の裁量で決定できるが、年度途中の変更は異例。同校の保健体育の評価基準は知識と技能1対4で市教委は妥当の判断だったが、保護者から昨年秋に「テストの点数の評価が低い」といった声が寄せられ、校長は音楽や美術と同じ知識と技能1対1に変更、前期分(4~10月)も評価し直した。