東日本大震災の被災者が避難生活を送る中原区のとどろきアリーナが7月末で閉鎖されるのを前に、地元有志と避難者のお別れ会が、約70人を集めて開かれた。避難所が閉鎖となるのは、避難者の転居先にめどがついたもので、生活拠点は今後、公営住宅などに移る。
高津区役所で 地元アニメキャラも登場し節電PR(6/29)
高津区役所は、7月から本格開始の節電への取り組みを紹介するイベントを、庁舎1階市民ホールで開催。区のPRを担うアニメキャラも登場し、区民にも節電を呼びかけた。約200人が参加。区は、今夏の電力不足への対応やエコなまちづくりを推進するため「たかつ節電大作戦」を展開する。
市議会本会議で 58議案を可決・同意(6/29)
市議会6月定例会は、本会議を開催。ミューザ川崎シンフォニーホールの補修事業費を盛り込んだ補正予算案や、斉藤力良上下水道事業管理者を副市長に選任する人事案件など、議案58件を可決・同意した。請願2件、国への意見書7件も可決。
神奈川県内に今年初の光化学スモッグ注意報(6/29)
神奈川県は、川崎を始め横浜、相模原、横須賀、湘南、県央の6地域に、今年初の光化学スモッグ注意報を発令した。2010年より22日早く、過去32年間の平均発令日(6月2日)より27日遅い。29日夕に6地域とも解除された。2010年は10回発令した。
市消防局、「中原震災工作隊」に新重機導入(6/29)
市消防局は、震災発生時などに市内で活動する「中原震災工作隊」に、2本のアームでがれきを撤去したり、コンクリートを壊したりできる特殊な救助重機「双腕作業機」を導入したと発表。東京消防庁に次いで全国2例目。市消防局警防課によると、同消防署の震災工作車の更新期に合わせて約6,600万円かけて導入した。
市内6保育所、7~9月は日・祝も園児受け入れ(6/29)
市は、7~9月の間、市内の6保育園で日曜と祝日も園児を受け入れると発表。節電対策で広がっている休日への出勤シフトに対応する。保護者の就業時間変更により休日保育が必要になった児童が対象となる。保育料は無料。
川崎港の貨物取扱量、全国7位を維持(6/28)
市港湾局がまとめた2010年の川崎港「港湾調査」によると、同港の貨物取扱量は8,623万トン(前年比2.5%増)で、前年に続き全国7位だった。
洗足小で 神奈川新聞社が「出前授業」開催(6/28)
高津区にある私立洗足小学校で、4年生約80人を対象に神奈川新聞社の「新聞の出前授業」が行われた。4年生は今後、1学期の学校生活をテーマに、グループに分かれ、7月中旬までに「壁新聞」を作成する。
市内サラリーマン家庭の夏賞与平均約50万
川崎信用金庫は、市内在住のサラリーマン家庭を対象にした夏のボーナス調査結果を発表。手取り見込み額の平均は前年比3万696円減の49万6,544円。2年ぶりに前年を下回った。
「麻生署テロ・災害対策協力会」設立(6/28)
「麻生署テロ・災害対策協力会」の設立総会が同署で開かれ、麻生区の公的機関や民間団体など24機関が参加した。テロや大規模災害が発生した場合、区役所や消防署のほか、町会連合会や企業なども警察と連携し、情報交換しながら協力するのが目的。