市は、市営駐輪場の料金改定と指定管理者導入を発表。一律料金を見直し、利用者の多い「駅近」を値上げ、利用率の低い場所は値下げし利用率偏在を解消する狙い。市は、10日開会の市議会第3回定例会に、関連条例改正案を提案する。料金見直しは初。外部有識者らで構成する「自転車等駐輪場の適正な負担のあり方検討会議」の提言を受けたもの。
市、麻生区でも放射線量測定開始(6/1)
市は、麻生区の麻生大気測定局で、放射線量の測定を開始。それまでは市公害研究所(川崎区)のみだったが、市民から「市北部でも測定してほしい」との要望が多く寄せられたことから設置した。
震災による市の公共施設被害は225ヶ所に(6/1)
市がまとめた「東日本大震災に対する活動状況報告」によると、震災で市内公共施設225カ所で一部破損や漏水などの被害があったと明らかになった。また、3月11日に帰宅できず駅前などに滞留した人は最大5,472人で、アゼリア地下街(最大2,600人)、ミューザ川崎(同800人)などが多かった。
藤子ミュージアムが完成し、市に寄贈される(6/1)
9月3日開館の「市藤子・F・不二雄ミュージアム」の建物完成を受け、藤子・F・不二雄プロの伊藤善章社長と藤子さんの妻・藤本正子さんが市に建物を寄付。同ミュージアムは、市の借地に同社が約12億円で建物を建設。同社の100%出資会社が指定管理者に選ばれ、管理運営を行う。
市の市民オンブズマン2010年度報告書発刊(5/31)
市設置の市民オンブズマンの2010年度報告書がまとまった。市民から申し立てられた高津市民館への「不公正」な利用申し込みで最大290倍の異常倍率になっている問題など、担当部署に改善を求めている。2010年度苦情申し立ては110件(前年度比11件増)。市内居住者96件、市外14件。2010年度からの調査継続分33件を加えた計143件の処理にあたり、105件で調査が終了。
震災被害受けた日本民家園の民家を調査(5/31)
東日本大震災で、室内の梁が柱から離れた市立日本民家園内の民家の被害調査が、県古民家再生協会の主催で「古材の日」に合わせて行われた。伝統資材施工士などの専門家が状況を確認し、意見交換。被害を受けた旧作田家住宅は17世紀後半建設の国指定重要文化財。
南三陸町へ長期派遣の市職員2日に発令式(5/31)
東日本大震災の復興支援で宮城県南三陸町に長期派遣されることになった市技術職員の発令式が市役所で行われた。6月1日から5か月間、同町職員の身分で土木関連の復旧事業に当たる。
幸区の多摩川河川敷で市総合水防訓練実施(5/31)
幸区小向の多摩川河川敷で、市総合水防訓練が開かれた。市危機管理室と幸区の主催。市消防局や区職員のほか、町内会ごとにつくる自主防災組織のメンバーら約350人が参加した。
市内ボクシングジムの日本王者、市長訪問(5/31)
市内のジム所属のボクサーでは20年ぶりの日本王者となった黒田雅之選手が、市役所に市長を訪問した。黒田選手は多摩区の川崎新田ボクシングジム所属。5月16日に後楽園ホールで行われた日本ライトフライ級王座決定戦で新チャンピオンとなった。
市、海外進出狙う地元企業の相談窓口開設(5/31)
市は、市工業団体連合会などと連携し、アジアなど海外進出を狙う地元企業への海外相談業務を一元的に手掛ける総合窓口を開設した。市経済労働局内に事務局を置く「川崎国際ビジネス交流推進協議会」が1つの窓口で、企業からの海外進出に関する相談に応じる体制を整えた。