毎年秋に市などが主催して開く「かわさき市民祭り」の企画運営などの業務委託先を決める見積もり合わせで、3社が4年間にわたり同一金額を提示し、うち一社が連続受注していたことがわかった。市議会本会議で、共産党の宮原春夫議員が質問。市は「改善すべき点がある」とし、契約事務を見直す方針を明らかにした。
市、等々力競技場の命名権導入方針示す(12/17)
市長は、大規模改修を予定している等々力競技場(中原区)などについて、改築後にネーミングラライツ(命名権)を導入する方針を明らかにした。市議会本会議で、民主党の飯田満議員の一般質問に答えた。
高津・二ケ領水門の浸水被害を検証へ(12/16)
市は、定例市議会一般質問で、県内を襲った12月3日の暴風雨で、高津区の民家など計6軒に浸水被害が出たことを明らかにした。川の氾濫が原因だが、「水門を開けていれば防げたのでは」との声を受け、市は「水門の自動開閉システムを検証する委員会を設置する」と答弁。
市立川崎病院、残業代未払で是正勧告(12/16)
市立川崎病院(川崎区)が医師の宿直勤務時に、待機時間の残業代を払っていなかったとして、川崎南労働基準監督署から、労働基準法に基づく是正勧告を受けていたことが分かった。同病院によると、総額約1億1,400万円を2012年3月末までに全額支払うこととし、支払いの仕組みは2010年10月勤務分から改めているとのこと。
市で 政令市初「公契約条例」可決(12/15)
市議会本会議で、公共事業の品質と、労働者の最低賃金を担保する「公契約」条項を盛り込んだ、市契約条例改正案が全会一致で可決。実質的には「公契約条例」の内容で、政令市初。不況や公共事業減少による、低入札や下請業者の低賃金化などが背景にあり、市が条約改正を検討していた。2011年4月施行。
市バス運行トラブル、2010年度50件超(12/15)
市バスの運転手による運行トラブルが、2010年4月からの累積で50件を超えたことが、市交通局のまとめでわかった。同局では6月、把握した運行トラブルはすべて報告するよう営業所に指示。2009年度の11件から急増したのは報告の厳格化が一因との指摘もある。
市長、県の2011年度予算へ要望書渡す(12/14)
阿部市長は、県庁の松沢成文知事を訪れ、県の2011年度予算編成に対する要望書を手渡した。
鶏だんご鍋、アニメで「溝の口名物」に期待
溝の口駅周辺の飲食店が高津区と連携し、地元が舞台のアニメ「天体戦士サンレッド」にちなんだ鶏だんご鍋を提供している。2010年2~3月に限定販売し、好評だったため再企画。サンレッドは川崎市在住の“正義のヒーロー”で、溝の口周辺が舞台。区は「今後も継続して地元に定着し、溝の口名物になれば」と期待している。
産振財団、市内中小企業の動画サイト開設
市産業振興財団は、市内の中小企業を中心に、事業内容や工場の様子を1社5~7分にまとめた動画紹介サイトを開設。市のコンテンツ産業振興事業の一環で、販路拡大などを後押しする。同財団のコーディネーターが制作を担当。採り上げたのは、28の企業・団体。
多摩区出身プロ野球平野選手が野球教室(12/11)
多摩区出身でプロ野球の阪神タイガースで活躍する平野恵一選手(市立稲田中学、桐蔭学園高校、東海大卒)が、地元の市立稲田中学校で野球教室を開いた。区内の少年野球6チームの小学生約300人が参加した。