ウクライナ侵攻2年で支援イベント 中原区ブレーメン商店街(2/24)

ロシアのウクライナへの侵攻2年の24日、現地や避難民を支援しようと中原区のモトスミ・ブレーメン通り商店街で、ウクライナ支援に取り組むメンバーや避難民らのコミュニティ「桜と向日葵(ひまわり)」と東欧支援協会によるチャリティーバザーなどのイベントが開かれた。避難民らが作った手編みの品々や支援グッズが並び、ウクライナ民謡などの演奏も披露。集まった支援金は止血剤を購入、現地に送るという。

ウクライナの星空投影 「かわさき宙と緑の科学館」解説員は避難女性(2/4)

「かわさき宙(そら)と緑の科学館」(市青少年科学館・多摩区)では4日、「ウクライナの星空の下で」と題したプラネタリウム特別投影会を開催する。講師はウクライナ東部の都市ハルキウプラネタリウムに7年間解説員として勤務し、戦禍を逃れて日本に避難しているオレナ・ゼムリヤチェンコさん(31)。科学館職員と共にウクライナ語と日本語で投影を行う。会場には日本赤十字社の「ウクライナ人道危機救援金」の募金箱も設置。

富川市民との草の根交流再開 4年ぶり(7/20)

コロナ禍で中断していた市と韓国・富川(プチョン)市との市民交流(川崎・富川市民交流会と川崎地方自治研究センター主催)が4年ぶりに再開し、20日市民ら12人が趙甬(チョヨン)翼(イク)市長を表敬した。1991年、川崎区の桜本商店街と富川の遠美(ウォンミ)市場の交流を契機に始まり、96年の友好都市協定の提携にもつながった。「韓国の今と昔を知る!女性の政治参加は、日韓の共通課題です」をテーマに両市の草の根の交流を深めた。

市内ウクライナ避難民への支援募金を実施(7/30)

川崎市ウクライナ避難民支援実行委員会(市、市国際交流協会、市社会福祉協議会で構成)は市内に避難しているウクライナ避難民への支援に活用するため募金を行っている。ウクライナ避難民への当面の生活費として生活支援一時金1人につき1回限り10万円を支給。募金期間は当分の間で残金が出た場合は、他のウクライナ避難民の人道支援に充てる。寄付は口座振り込みで、口座名義は同実行委員会、横浜銀行川崎支店、普通口座6331237

ウクライナの文化や現状など家族で講演 宮前在住の伝統工芸作家(5/2)

ウクライナの首都キーウ(キエフ)出身で、宮前区に住む伝統工芸作家のテチャーナ・ソロツカさんと家族(夫と娘2人)の講演が2日宮前市民館であった。家族4人でウクライナの歴史や文化、ロシア侵攻の厳しい現状を説明、支援を呼び掛けた。ソロツカさんは約20年市に居住、卵に色付けするウクライナの伝統工芸品でキリスト教復活祭の「イースターエッグ」に使われる「ピサンキ」作家としても活躍する。

 ウクライナ避難民受け入れへ 市営住宅20戸(3/15)

市は15日、ロシアの侵攻によるウクライナからの避難民の受け入れに向けて、市営住宅約20戸を一時提供すると発表した。昨年末時点の市内在住ウクライナ人は33人(永住資格者は18人)で、こうした人を頼って避難してくる人などを想定。また外国人相談窓口「多文化共生総合相談ワンストップセンター」(中原区)にウクライナ語の翻訳機を導入、避難民の受け入れや生活支援の相談をスタートさせた。

人形を手にウクライナ侵攻抗議 腹話術師らJR川崎駅で(3/11)

市の腹話術愛好家らが11日、JR川崎駅自由通路でロシアによるウクライナ侵攻への抗議活動を行った。愛好家サークル「腹話術の会きずな」を主宰するしろたにまもる(本名・城谷護)さん(81)=幸区が仲間に声をかけ、相棒の人形「ゴローちゃん」を手に「銃や爆弾で世界は守れない。ロシアは演劇でも名だたる芸術の国。銃の代わりに楽器を持つべき」などと訴えた。募金活動も行い、全額ウクライナ難民支援にあたる国連児童基金(ユニセフ)に寄付される。

瀋陽への支援の恩返しマスク3万枚寄付 中国人向け旅行会社など(4/3)

中国からの訪日客向けの旅行会社「JC企画」(川崎区)は3日、市にサージカルマスク3万枚を寄付した。市は今年1月末に姉妹都市の瀋陽市からマスクなどの物資調達の相談を受け、備蓄していたサージカルマスクの余剰分8万枚を贈った。3月中旬には、同市から市に防護服1000着が贈られてきており、趙敏慧社長は「両市のやり取りに感動し、中国・青島市の建設会社社長と共同でマスクを送ろうと決めた」と語った。

「川崎がんばれ!」姉妹都市・瀋陽市から防護服1000着(3/11)

姉妹都市の中国・瀋陽市から11日、医療用防護服1000着が届いた。箱には「川崎頑張れ!日本頑張れ!」と日本語で書かれ、「お互いに見守って助け合い、困難を克服する」という中国語のメッセージも添えられていた。市は市内の医療機関に配布する。コロナウイルスが中国で猛威を振るい始めた1月末に市から備蓄していたサージカルマスクの余剰分約8万枚を発送、瀋陽市の担当者からはメールなどで「一番大変な時に助けてくれてありがとう」と感謝の言葉が伝えられていたという。

姉妹都市瀋陽にマスク8万枚 新型肺炎で市が贈る(1/31)

中国を中心に新型コロナウィルスによる肺炎の感染拡大を受け、市は31日、姉妹都市の瀋陽市にサージカルマスク8万枚を支援物資として発送した。同市では10人以上の感染者が出ており、マスクなどの調達支援の相談を受けていた。市は新型インフルエンザなどに備え、職員が3週間使うことを想定して約93万枚のマスクを備蓄することになっており、今回は余剰分から提供した。ダンボール箱には中国語で「中国がんばれ!瀋陽がんばれ!川崎市は皆さまを応援します!」というメッセージを添えた。

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