ひとり親の子ども高い貧困率 市調査(8/9)

市は9日、子供・若者の貧困調査の結果を発表した。平均的な生活ができない所得水準の家庭で暮らす18歳未満の子供の割合(子供の貧困率)は7.0%で直近の全国平均(2015年の13.9%)を下回ったが、一人親世帯の子どもに限定すると42.9%に上がった。市は、貧困率が全国平均より低い背景について、1人当たりの市民所得が高いことなどを指摘している。

同じ幼稚園2児死亡 原因特定できず(6/14)

市は、川崎区の私立幼稚園に通っていた同じクラスの男児と女児の計2名が死亡したと発表した。市は感染症による病死の疑いがあるとして原因を調査しているが現段階でウイルスなどの特定には至っていない。同園は川崎大師平間寺が経営する幼稚園で3~5歳の約200人が通う。坂本昇医務監は「他の園児や家族に重篤な症状が出た人はおらず、大きく広がることはない」としている。

児童虐待過去最多の2134件(5/31)

市の児童相談所が2016年度に対応した児童虐待の相談・通告件数は2134件で、前年度に比べ214件(11%)増えて過去最多を更新した。心理的虐待が1237件で全体の58%を占め、身体的虐待(22%)、ネグレクト(19%)、性的虐待(1%)と続き、主な虐待者は実母(55%)、実父(38%)などで、市は以前はためらいがちの通告や相談を義務と考える意識の浸透などが増加の要因としている。

福島の子川崎で元気に 小川さんに「キララ賞」(5/23)

東日本大震災で被災した福島県の子どもらを川崎市に招いて元気づけてきた活動が、生活クラブ生協・神奈川が運営する「第26回キララ賞(かながわ若者生き活き大賞)」に選ばれた。受賞したお茶の水女子大大学院の小川杏子さんは、2011年以降、約400人の子どもたちを受け入れてきた。23日に福田市長を訪問し、「多摩川を船で下るなど野外活動をもっと取り入れたい」と話した。

リオ・パラ陸上選手 児童と交流(5/22)

子どもたちに障害者スポーツへの理解を深めてもらおうと、国内外のパラリンピック選手が市立小田小学校を訪問した。訪問したのは。リオデジャネイロ・パラリンピックの男子400mリレーの銅メダリスト佐藤圭太選手や同大会南アフリカ代表アーニー・フォーリー選手ら5人。選手たちは、校庭で義足をつけて子どもたちの前を走るデモンストレーションなどを行った。

アンデルセンの魅力を伝える 市民ミュージアム(5/12)

日本とデンマークの国交樹立150周年を記念して、デンマークの国民的な童話作家アンデルセンの魅力を伝える企画展が市民ミュージアムで6月25日まで開かれている。童話だけでなく切り絵の名手としても知られるアンデルセンのさまざまな作品や愛用品など約30点を展示し、創作の原点に迫る企画展となっている。

こどもの日 沖縄の魅力集結(5/5)

川崎区の複合商業施設「ラ チッタデッラ」では、音楽や食で沖縄の魅力を紹介する「第14回はいさいフェスタ」が開かれた。沖縄の地ビールや沖縄そばの屋台が並び、伝統芸能「エイサー」の舞台では沖縄ゆかりの団体が三線や力強い掛け声と太鼓の音で迫力ある演技を披露した。

待機児童2年ぶりにゼロ(5/2)

市は、認可保育所などに入れない待機児童数が4月1日現在でゼロになったと発表した。前年は6人だった。認可保育所を希望しながら入所できず、認可外保育施設を利用するなどの保留児童(潜在的待機児童)は同時点で過去最多の2891人だった。厚生労働省が3月末、より実態を反映するために示した新基準では待機児童数は最大200人ほどになる可能性もあるという

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