LGBT理解を広げるセミナー 川崎で企業向け(11/1)

性的少数者(LGBT)への理解を広げる取り組みを、市が進めている。1日には企業関係者らを対象にセミナーを初開催。参加者に基本的な実践例、実際に直面している課題が説明された。「周りに必ず当事者がいるという前提が必要」、「まだ職場で表明している人がいないなら、受け入れ環境を整備するチャンス」など、当時者からの声で分かりやすく学んだ。

拉致40年 自宅でめぐみさん写真展(11/1)

北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(失跡当時13)の写真展が1日、両親が住む川崎区のマンションで始まった。15日でめぐみさんが拉致されてから40年となるため、12年ぶりに自宅マンションでの開催となった。横田さん家族を支援する住人の有志らでつくる「あさがおの会」が主催した。

子ども応援基金、差別撤廃条例の制定を 再選の福田氏(10/23)

 22日の市長選で再選された福田紀彦氏は23日の記者会見で、競輪・競馬事業での収益金を若者やひきこもり支援に充てる「子ども・若者応援基金(仮称)」創設に向け年度内に条例提案すると述べた。また市長選のマニフェストに明記した差別撤廃条例の制定に向け、市議会と意見交換の場を設ける考えを明らかにした。

拉致解決に家族ら期待 米大統領と面会へ(10/17)

トランプ米大統領が11月の来日時に、拉致被害者と面会すると政府が発表したことについて、家族らは「被害者の帰国実現につなげてほしい」と期待感をにじませた。1977年に拉致された横田めぐみさんの弟、拓也さんは17日、「米国が核・ミサイル問題だけでなく、拉致問題を重視していることの現れで、北朝鮮への圧力となる。解決に向けて歯車が回ることを期待したい」と話した。

市長選 現職が差別禁止条例を公約(9/24)

10月22日の市長選に立候補を表明している現職の福田紀彦氏が、差別を禁止する条例制定を選挙公約として打ち出した。人種や性別などをめぐるあらゆる差別を禁止するもので、再選された場合議会に提案する考え。24日市内であった支援集会で2期目のマニフェストの中の一つとして挙げた。

差別書き込みやめて ツイッター社前で抗議集会(9/8)

ツイッターにあふれる差別書き込みの放置が人権侵害の拡大と標的のマイノリティを危険にさらしているとして、適切に削除するようツイッター社に求める抗議集会が8日、同社日本法人(都中央区)前で行われた。「差別ツイート野放しやめて」などのプラカードを掲げ、インターネット運営の企業の責任を問うた。

拉致問題また置き去り 北、6回目核実験(9/3)

北朝鮮による3日の6回目の核実験を受け、拉致被害者の家族からは「拉致問題がまた置き去りにされる」と、長く停滞する日朝交渉への悪影響を懸念する声が相次いだ。横田めぐみさんの母早紀江さんは「私たちは何もやりようがないし、言いようもない。早く連れ戻してとの思いだけ」と無力感をにじませた。

条例の制定で差別禁じて 市民ネット市に要請(8/7)

差別の根絶に取り組む「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は7日、人種差別禁止条例の早期制定を求める申し入れを市に行った。市内では7月16日に14回目のヘイトデモが行われ、9月にも集会の開催が予告されている。ヘイトスピーチ根絶のためにはあらゆる人種差別を禁止し、犯罪行為として取り締まる根拠となる条例が必要としている。

川崎でヘイトデモ 抗議の市民県警が排除(7/16)

人種差別主義者によるヘイトデモが16日、中原区の武蔵小杉駅そばの綱島街道で実行された。主催者は申請の際、ヘイトスピーチはしないと県公安委員会に伝えたが、多数のプラカードが在日外国人を差別し、貶める内容となっていた。県警は放置し、人権侵害を防ごうと駆け付けた市民からは「レイシストの差別に県警が加担した」と批判の声が上がった。

Top