市内では、引き続き計画停電が実施され、第5グループの宮前区では、午前と午後の二度も停電した。また、川崎区の川崎市役所と市立川崎病院も停電した。JR川崎駅では午後6時半ごろ、駅西口と東口を結ぶ自由通路の照明が停電で消えた。
市、岩手県に下水道被害調査で職員派遣(3/17)
市上下水道局は、下水道の被害状況を調査する職員を6名派遣した。
川崎市など9自治体からの物資が宮城県へ(3/17)
神奈川県と川崎市など9自治体から提供された救援物資が、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」に搭載され、宮城県内の被災地に向かった。飲料水、米、毛布、粉ミルク、トイレットペーパー、カイロなどの生活必需品で、トラック9台分に上る。
市環境局、通常の約3倍の放射線量を測定(3/17)
市環境局は、市内設置の放射線測定機で、16日午前6時に最高値の0.134マイクログレイを測定したと発表。これは通常の約3倍にあたる。同局は「福島での原発事故の影響とみられる」としている。数値はその後低下し、平常時の値である0.04マイクログレイ前後に落ち着いているとのこと。
市、被災した仙台市に医療チーム派遣(3/17)
市は、4月17日~5月3日までの予定で、東日本大震災で被災した仙台市に医療チームを派遣。市健康増進課によると、市職員の医師1人と保健師2人の3人編成でローテーションを組み、4泊5日ずつ計12班を送る計画。被災者の健康相談や健康チェックを行う。
東電、市内停電対象一覧表の改訂版を発表(3/16)
東京電力川崎支社は、市内で計画停電の対象になる地域一覧表の改訂版を発表した。浄水場がある区域などを外した結果、対象数は約25万2,000世帯となり、14日の発表時から半減。21日までこの改訂版に基づき計画停電の日程が組まれる予定。
市議会、避難所の機能整備と管理運営条例可決(3/16)
川崎市議会第1回(3月)定例会本会議で、委員会提案による「市避難所の機能整備及び円滑な管理運営に関する条例」を全会一致で可決した。委員会提案の条例可決は政令指定都市初。
市議会、2011年度予算案などを可決し閉会(3/16)
川崎市議会第1回(3月)定例会は、本会議を開き、2011年度一般会計予算案など市長提案66件を可決・同意、委員会提出議案2件を可決、請願3件を採択し閉会した。
ミューザの復旧見通したたず半年間利用不可(3/16)
市は、東日本大震災の影響で天井が崩落したミューザ川崎シンフォニーホールについて、復旧の見通しが立たず半年近く利用できないことを明らかにした。
川崎市内で計画停電実施(3/16)
東日本大震災の発生から5日目、市内でも計画停電が実施。市危機管理室によると、午前9時半ごろから約3時間実施された第5グループの停電では、宮前区役所や宮前署も停電。市立宮前平小学校では502人が授業中に停電し、校内放送で「心配ありません」と呼びかけ、授業を続けた。