市内の感染者過去最多を更新71人 新型コロナウイルス(12/9)

市は9日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多の71人となったと発表した。これまでは11月26日の67人が最多。川崎区の特別養護老人ホームの80代と90代の入居者8人と職員2人の陽性が新たに判明、これまでに看護師1人の感染があり、計11人。クラスター(感染者集団)と認定した。感染がわかった60代女性保育士が務める麻生ゆりのき保育園は9日から休園に入った。30代男性教諭の陽性が判明した市立中央支援学校(高津区)も9日休校した。

ネット中傷抑止へ国に法整備要求 市議会文教委(12/8)

市議会文教委員会は8日、国に「ネット上の誹謗中傷の抑止に係る法整備を求める意見書」案を全会一致で採択した。差別のない人権尊重のまちづくり条例に基づき行っているSNS事業者への差別的書き込みの削除要請について、事業者側が削除に応じない事態が懸念されていると指摘、発信者情報の開示手続きを定めるプロバイダー責任制限法改正を念頭に、開示情報の追加や裁判手続きの簡略化、削除の際の事業者の責任免除を図る法整備を求めている。11日の本会議で採択される見通し。

本庁舎工事現場に56㍍の壁画 現代アーティスト5人共同制作(12/8)

市役所本庁舎の建設工事現場の仮囲いにスプレー缶や筆で描かれた「ミューラルアート(壁画)」が8日完成した。庁舎北側の一面にある高さ3㍍幅56㍍のスチール製”キャンバス“に、現代アーティスト5人が「江戸から現代・未来にかけての芸術、若者文化の成長や変化」をテーマに共同制作。時代の変遷を絵巻風に表現し、市歌の歌詞や市章などを盛り込み、江戸時代の忍者がブレイクダンサーにつながるなど遊び心溢れるストーリーも随所に詰め込む。新庁舎完成の2022年度まで公開予定。

給湯料請求額不正確と発表 市立井田病院問題(12/8)

市立井田病院(中原区)内のレストラン事業者に市が1千万円を超える光熱水費を請求していなかった問題で、市は8日、事業者への給湯使用料の請求額が不正確だったと発表した。レストラン内の給湯配管は循環方式で、本管から出入り部分にそれぞれメーターがあるが、入り口側だけで使用料を算定していた。市は再調査し請求額を算定するが、推計にならざるを得ず、事業者が支払いに応じるかは不透明。田辺病院局長は「気づくチャンスは何度もあった。反省している」と述べた。

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