ヘイト条例1年の成果と課題を報告 市民団体が集会(12/12)

市の差別禁止条例成立一周年を記念して市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は川崎区内で条例の現状、成果と課題を考える集会を開いた。全国で初めてヘイトスピーチに刑事罰を科す条例の理念が評価される一方、条例施行後も頻発する川崎駅前のヘイト街宣や差別落書き、ネット上のヘイト投稿の放置などの課題が報告され、「差別はやんでいない。市に実効性ある条例執行を求めたい」として、条例運用の改善を求める署名活動を始める。

伊藤さんのNPOに糸賀一雄記念未来賞 聴覚障害者の立場から活動(12/9)

障害者福祉などの分野での先進的な活動が認められ,「糸賀一雄記念未来賞」を受賞したNPO法人「インフォメーションギャップバスター(IGB)]理事長の伊藤芳浩さん(50)=多摩区が9日、福田市長に受賞の報告をした。IGBは主に聴覚障害を持つ有志で2010年に発足。手話通訳士らを介しての「電話リレーサービス」の公的サービス化や医療用語の手話映像を収録したDVD制作など聴覚障害者の立場から情報格差をなくす活動を展開した。重症心身障害者の支援に尽くし「障害福祉の父」と呼ばれる故糸賀一雄氏を顕彰する財団から表彰された。

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