人気声優起用の川崎舞台のラジオドラマ かわさきFM28日から(1/28)

川崎が舞台のラジオドラマ「ワンダーワールド」の放送が28日から「かわさきFM」で始まる。人気アニメ「鬼滅の刃」の竈門禰豆子役の鬼頭明里さんら人気声優も起用し、川崎の魅力を発信する。幸区在住の松金直樹さんが企画・制作を手掛けた。物語はこの世界と並行して存在する「パラレルワールド」の川崎を舞台にしたファンタジーで、実在する地名や店が登場し、特殊な能力を持った少年少女が、それぞれの正義を信じて戦うストーリー。木曜午後7時の番組「ぐるっ人川崎」内で、毎月第4木曜の枠で放送し、12月23日までの全12話(1話10分程度)。2月にCDの販売やネット配信も予定。

看護短期大学でワクチン集団接種訓練 全国初(1/27)

4月にも始まる新型コロナウイルスのワクチン接種に向け、市と厚生労働省は27日、市立看護短期大学(幸区)で市民への集団接種を想定した国内初の大規模訓練を行った。訓練は医師3人と看護師5人が65歳以上の高齢者20人に接種する想定で実施。受付で職員が予診票に記入、医師が診察で体調や病歴、アレルギーなどを確認。専用スペースで看護師が注射器を腕に当て模擬接種を2回実施した。接種後は間隔をあけ15~30分待機。救護室や米ファイザー製のワクチンを保管する超低温冷凍庫も設けた。入場から接種終了まで約15~30分で、1時間で接種可能なのは30人前後と確認した。成果や課題などは全国の自治体で共有する。

ミューザ南隣に新街区「KAWASAKI DELTA」 川崎駅西口4月完成 (1/22)

JR東日本は22日、再開発計画を進める川崎駅西口の街区「KAWASAKI DELTA」が4月に完成し、中心施設「JR川崎タワー」のテナントが5月中旬から順次開業すると発表した。同街区は「ミューザ川崎」の南隣に立地し、地上29階地下2階の「オフィス棟」(川崎エリア最大級の規模)と、地上5階地下1階の「商業棟」があるJR川崎タワーと昨年5月開業の「ホテルメトロポリタン川崎」、その間にある中央広場「デルタプラザ」で構成される。JR川崎タワーと同ホテルは歩行者デッキでミューザ川崎や駅と直結する。

市のSDGs事業に信金中金が寄付1千万円(1/22)

SDGs(持続可能な開発目標)を進める市の「SDGsプラットフォーム構築事業」に対し、信金中央金庫が22日、1千万円を寄付した。地方自治体のSDGs関連事業を支援する信金中金の「地域創生推進スキームSCBふるさと応援団」の一環で、地元信金の推薦を受けた全国百自治体の事業から計10億1800万円を支援する。川崎信用金庫の推薦で選ばれた同事業は、市内の中小企業などが参加してSDGsを普及する組織づくりを進め、セミナーや優秀な取り組みへの賞の新設などを検討していく。

被災収蔵品4万2237点廃棄処分へ 市民ミュージアム(1/21)

2019年の台風19号により浸水した市市民ミュージアム(中原区)の収蔵品4万2237点を廃棄処分にすると21日、市が発表した。廃棄処分の85%は「漫画」の単行本と雑誌計約3万6300点が占め、手塚治虫の「鉄腕アトム」や、ちばてつやの「あしたのジョー」の単行本のほか、初版本なども含まれる。「写真」では、1924年以降の「アサヒグラフ」や「LIFE」など雑誌約4800点。「映像」で学校教材の16ミリフィルム約100点。「民俗」で、企画展用に制作された藁人形4点、「グラフィック」で1点。市は全被災収蔵品の修復を掲げてきたが断念した。今後、同館の指定管理者と協議して処分方法や時期を決める。

建物利用希望庁内なし 台風浸水の市ミュージアム (1/20)

2019年の台風19号で地下収蔵庫などが浸水した市市民ミュージアム(中原区)の建物について、庁内で利用希望を募ったが20日、希望がなかったことが明らかになった。ミュージアムの在り方検討部会は昨年11月、等々力緑地以外で新施設整備が望ましいとしており、市はミュージアムとしての使用をしないことを決めた。建物は建築家、菊竹清訓の設計で建築的価値が高い。市は建物の今後について検討を進める。同建物は築30年以上で、経年劣化が激しく、利用するには高額な費用が必要という。

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