官学連携の福祉製品開発拠点 市複合福祉センターに整備(2/4)

市は4日、東京工業大、国立の産業技術総合研究所と共同で、福祉製品の開発・改良拠点を整備すると明らかにした。市福祉センター跡地(川崎区日進町)に1月に完成した官民複合施設「市複合福祉センターふくふく」内の1階の床面積約39㎡を「カワサキ ウェルフェア テクノロジー ラボ(ウェルテック)」として、8月開催予定。市内の中小・ベンチャー企業が持ち込む福祉製品を同大や産総研の研究員がチェックし、「ふくふく」に開設予定の特別養護老人ホームや障害者入所施設の利用者が実際に使用し、評価する仕組みも導入する。官学連携の福祉製品開発施設は全国でも珍しい。

工場夜景サミット初のオンライン開催 全国12市参加(2/3)

「第11回全国工場夜景サミット」が3日、オンラインで開催され全国12市が参加した。市内開催は10年ぶりだが、新型コロナウイルスの影響でカルッツかわさき(川崎区)に集う形式を変更、講演やフォトコンテストの結果などを動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信した。元観光庁長官で大阪観光局理事長の溝畑宏氏が基調講演し、工場夜景の魅力を発信し、地域振興を図ることを誓う共同宣言を発表した。次回は山口県周南市で開催。

間隔空けて豆まき 川崎大師で124年ぶり2月2日節分(2/2)

124年ぶりに例年より1日早い節分となった2日、川崎大師平間寺(川崎区)で節分会の豆まき式が行われた、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、豆をまく年男女を7割ほどに減らし、舞台前には幅約80メートルのブルーシートが敷かれ、参拝者の密防止が徹底された。参拝者は舞台から離れた場所で豆まきを見物し、終了後に僧侶から福豆などが入った袋を受け取った。

南武線と京急大師線の立体交差2事業中断 税収落ち込み等で市判断(1/29)

市は29日、2020年度中に予定されていたJR南武線連続立体交差事業の都市計画決定と京急大師線の工事着手を見送ると発表した。コロナ禍の影響で税収の落ち込みや、鉄道の利用減で踏切除去の効果を検討する必要があるとしている。JR南武線は矢向ー武蔵小杉間(4.5㌔)を高架化し、9か所の踏切を除去する総額1479億円の計画。京急大師線は連続立体交差事業の1期第2区間、東門前―鈴木町駅間(1.2㌔)を地下化し、6か所の踏切を除去する計画で総事業費約784億円。

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