園児の手荒れ防止にハンドクリーム寄付 ユースキン製薬2万本(4/3)

新型コロナウイルスの感染拡大により、手洗いや消毒を繰り返す子どもたちの手荒れを防ごうと、医薬品製造・販売会社「ユースキン製薬」(川崎区)は3日、ハンドクリーム(30㌘)2万本を地元の民間保育園団体・市保育会に寄付した。同会は約70保育園の園児や職員計約8500人に配布する。同社によると、手荒れに関する問い合わせが急増しており、洗浄力の高い殺菌剤入りの石けんや消毒用アルコールを使うことで、必要な皮脂まで失われてしまうためという。

新型コロナ対策ローンで中小企業支援 川崎信金きょうから開始(4/1)

川崎信用金庫(川崎区)は4月1日から、新型コロナウイルス感染症により事業に影響を受けている中小企業向け無担保ローン「この街ローン 新型コロナウイルス対策資金」の取り扱いを開始する。対象は同信金営業エリアで事業を営む会社で、不動産を所有するか、同一場所で同一事業を3年以上行っていることが条件。融資額は100万~500万円で、金利は通常より1.1%低い変動の年利2.5%。政府系金融機関よりも金利は高いが緊急性の高いニーズに対応できるとしている。

鉄鋼苦境JFE高炉1基休止へ 23年度めどに(3/27)

JFEスチールは27日、2023年度をめどに東日本製鉄所京浜地区(川崎市)の第2高炉(炉容積5,000立方㍍)を休止すると発表した。鋼材需要の低迷など事業環境悪化を踏まえて設備の減損処理により、持ち株会社JFEホールディングスの20年3月期末連結純損益は過去最大の1900億円の最終赤字(前期は1635億円の黒字)となる見通し。新型コロナウイルスの感染拡大を受け自動車各社の鋼材需要は低迷、鉄鉱石価格が高止まりするなど収益環境は厳しくなっている

朝鮮学校にも支援のおにぎり ローソン(3/17)

新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、コンビニ大手ローソンは学童保育施設に対しておにぎりの無償配布を行っているが、17日在日コリアンの子どもたちが通う川崎朝鮮初級学校(川崎区)に支援のおにぎりが届いた。無償配布は学校の休校を受け、昼食の準備が必要となった保護者の負担を減らそうと実施。申し込みのあった施設を対象に、17日は約2700施設に約22万個を届けた。同校は学童保育施設として市に届け出てないが、ローソンは「朝鮮学校だからと言って分け隔ては考えもしなかった」と話している。朝鮮学校は高校授業料や幼児教育・保育の無償化から除かれ、さいたま市では感染防止用のマスク配布でも対象外とされた。

「国際女性デー」にちなみミモザの花束を チネチッタ(3/7)

国連が定める3月8日の「国際女性デー」にちなみ、川崎区の映画館「チネチッタ」で7日、国際女性デーのシンボルフラワーの季節の花「ミモザ」のブーケが来館者にプレゼントされた。イタリアで3月8日を「ミモザの日」と呼び、男性が女性にその花を贈って感謝の気持ちを伝える習慣にならった催し。イタリアの街並みを模した複合照合施設『ラ チッタデッラ」では2004年から毎年この時期に「ミモザ フェスタ」を開催している。

星野リゾート川崎に6月開業 1泊2818円からのホステル(2/4)

星野リゾート(長野県軽井沢町)は4日、川崎区に都市観光客向けホステル「OMO3(おもすりー)東京川崎」を6月11日に開業すると発表した。複合商業施設「ラ・チッタデッラ」の近くで、JRや京急の川崎駅から徒歩10分圏内。他社が営業中のホステルを改装し引き継ぐもので、地上6階地下1階の227室、シャワーやトイレは共用になる。カーテンで仕切られた2段ベッドのドミトリータイプが(137室)が中心で1泊税別2818円からと低価格。高級ホテルの運営で知られる同社として初の業態となる。

東急電車・バス+映画見放題などの定額制サービス試験的実施(1/14)

東急グループは15日、東急沿線の電車やバス、映画、食事を1か月単位の定額で利用できる「サブスクリプション」サービスを始めると発表した。交通手段と生活サービスが一体となった定額制サービスは日本初で、東急線と東急バス全線が1か月乗り放題のチケットに、グループの映画鑑賞見放題やかけそば・もりそば1日1食のサービス。3~5月に試験的に実施し、利用状況をみて本格展開を検討する。価格は1か月の税込み、電車・バスと映画の組み合わせが3万円、そばの組み合わせが2万3500円で、16日からインターネットで販売する。

「ニュータンタンメン」味のポテトチップス商品化 カルビー(1/11)

カルビー(東京都千代田区)は川崎のソウルフードとして親しまれている「ニュータンタンメン」にちなんだポテトチップスを考案し、11日麻生区で開かれたJ1川崎フロンターレのイベントでお披露目した。ニュータンタンメンは「元祖ニュータンタンメン本舗」(川崎区)が提供する溶き卵を使いニンニクと唐辛子で味付けした辛いスープが特徴のラーメンで、フロンターレ、市と協力し、味付けやパッケージのデザインを決めた。カルビーは47都道府県の「地元ならではの味」をポテトチップスで再現するプロジェクトを展開しており、今年度の県の味として2月17日から期間限定で発売する。

女性活躍の職場に「えるぼし」認証(1/10)

市は10日、女性の職場での活躍を後押しする中小企業やNPO法人19社に、市独自の認証制度「かわさき☆えるぼし」の認証書を贈った。対象は従業員300人以下で、長時間労働の是正や仕事と家庭の両立支援などに取り組んでいることが条件。認証期間は2年、初年度の前年と合わせ43社が認証を受けた。本年度は、フレックスタイム制度などを導入し有給休暇取得率80%超の製造業サニー工業(川崎区)や子育て中の職員は雨の日15分の早退を認めるNPO法人むくの木(同)などを認証した。

川崎ものづくりブランド12件を新たに認定(11/13)

市内の中小企業が手掛けた製品や技術を審査し、市や商工会議所が販路開拓を支援する「川崎ものづくりブランド」の16回目の認定式が13日開かれ、新たに12件が認定された。ミートエポック(多摩区)の「エイジングシート」と呼ばれる熟成食材製造用シートは、明治大学との産学連携事業で安定した品質の熟成肉などを製造でき、ROX(中原区)が開発した客数予測のAIシステムは、気温や降水量などを基に45日先までの客数を予測し商品の作り過ぎや食品ロスの削減効果が期待できるという。

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