「五輪途中でも中止の判断」考慮に コロナ感染急増で岡部所長(7/30)

内閣官房参与で東京五輪の大会組織委員会の専門家会議座長の岡部信彦・市健康安全研究所所長は30日の市議会健康福祉委員会に出席し、新型コロナウイルス感染急増での五輪開催について「大きな大会の真っ最中に世界を揺るがすような感染症が出てきた場合、途中でも中止するという判断を考慮の中に入れておくべきだ」との考えを明らかにした。

市内過去最多の427人感染 3日連続過去最多更新(7/29)

市は29日、10歳未満~90代の427人の新型コロナウイルスの感染を発表した。28日の353人を上回り、3日連続で過去最多を更新した。20代が142人と全体の3割を占める。県内でも1164人の感染が確認され、1日あたりの新規感染者数としては28日の1051人を上回り、過去最多となり2日連続で千人を超えた。

市バス大幅赤字に 外出控えなどが影響(7/29)

29日発表の市の決算見込みで、特別会計の市自動車運送事業会計は、収益的収入が前年度比18億円減の79億円で純損益は16億円の大幅な赤字となった。事業の根幹となるの市バスの乗車料収入は、乗り合い、貸し切り合わせて17億円減の60億円、1日あたりの乗車人員も約3万人減(22%減)の10万3千人に。新型コロナ感染拡大による外出控えやテレワークの推進、自転車利用者の増加などが影響した。

20年度決算見込み過去最大規模 新型コロナの影響で(7/29)

市は29日、2020年度一般会計決算見込みを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで過去最大規模。歳入は9597億円(前年度比29.7%増)で、21年度への繰り越し財源(33億円)を差し引いた実質収支1億8400万円の黒字見通し。歳入のうち市税収入は7年連続で過去最高を更新し3653億円(同34億円増)。歳出は特別定額給付金事業や川崎じもと応援券推進事業費などで1874億円増の3809億円。予算ベースで125億円予定の減債基金からの借り入れが市税増収で5年ぶりにゼロに。

量子コンピューター国内初稼働 かわさき新産業創造センター設置(7/27)

東京大学と日本IBMは27日、日本初となる商用量子コンピューターを「かわさき新産業創造センター」(幸区)に設置し、稼働を始めたと発表した。トヨタ自動車などが参加する産学の協議会が利用主体となり、素材開発や金融分野での導入に向けて研究に取り組む。量子コンピューターは、スーパーコンピューターで長時間かかる計算を短時間で終える次世代高速計算機で、将来の産業競争力を左右するとされる。

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