市長選に川村氏出馬へ 3人目無所属の会社役員(10/13)

任期満了に伴う市長選(31日投開票)に無所属で新人の会社役員の川村るみ子氏(42)が13日、立候補を表明した。川村氏は川崎区在住、駒沢短大卒業後、外資系企業に勤務。英語による学童保育を運営する教育関連会社を起業。現在も取締役で市内外の6スクールの運営に携わる。現市政について「子どもに冷たく、老人には優しくない街。市民の声に耳を傾けていない」と批判。

市内最大震度5弱 川崎区で(10/7)

7日午後10時41分ごろ千葉県北西部を震源地とする地震があり、川崎区で市内最大の震度5弱を観測、幸・中原・宮前の各区で震度4、高津・多摩・麻生の各区で震度3が確認された。市内では7人が負傷、8日朝も南武線や東海道線が止まったJR川崎駅では早朝から入場規制が行われた。JRの要請を受け市は午前4時20分、帰宅困難者の一時滞在施設として川崎日航ホテルを開放し、1人が利用した。

「寄生虫」の街宣発言 ヘイト不認定に抗議(10/7)

市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は7日、在日コリアンを「寄生虫」などと表現した街宣の発言をヘイトスピーチに刑事罰を科す条例に違反しないとした問題で、抗議の意思を示し、この発言を有識者審査会に諮問するよう要請した。在日三世の崔江以子さんは「禁止・罰則規定を不自然なほど狭く解釈し、条例が機能していない。差別にお墨付きを与えている」語った。

多摩川水害訴訟で市側争う姿勢 地裁初弁論(10/7)

2019年10月の台風19号で浸水被害に遭った中原・高津両区の住民72人が市に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が7日、横浜地裁川崎支部であった。市側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。住民側は、雨水などを多摩川に流す排水管を市が閉めなかったため、水が逆流し武蔵小杉駅付近など110万㎡が浸水したとして、慰謝料6600万円を含む約2億7000万円の支払いを求めた。7日付で中原区の住民6人と事業者が計1400万円の損害賠償を求めて追加提訴した。

 3選手に市スポーツ特別賞 五輪バスケ初の銀(10/7)

市は7日、市スポーツ特別賞の贈呈式を行い、東京五輪バスケットボール女子日本代表で銀メダルを獲得した「富士通レッドウェーブ」所属の町田瑠唯(28)、宮沢夕貴(28)の両選手に福田市長から記念品や副賞10万円などが贈られた。オコエ桃仁花選手(22)は欠席。バスケットボールで男女を通じ初のメダル獲得となった両選手は銀メダルを胸に、今月から始まる「Wリーグ」制覇に意欲を見せた。

黒木さん、地名研究所らに市文化賞(9/7)

市は7日、2021年度の「第50回川崎市文化賞」などの受賞者6人、2団体を発表した。文化賞は中原区の医学博士黒木登志夫さん(85)、「日本地名研究所」(高津区)、市文化財団顧問の北條衛さん(75)、「ゆりがおか児童合唱団」(麻生区)。社会功労賞はハンセン病回復者の石山春平さん(85)、高津区の医師片岡正さん(69)。今後の活躍が期待されるアゼリア輝賞は俳優の加藤梨里香さん(23)、サクソフォン奏者の齋藤健太さん(28)にそれぞれ決まった。

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