ツバキの屏風を市に寄贈 日本画家・大矢さん(麻生区在住)(1/24)

川崎市市民文化大使で麻生区在住の日本画家、大矢紀(のり)さん(87)が24日、ツバキを描いた屏風を市に寄贈した。作品名「大樹(たいじゅ)・五色(ごしき)八重(やえ)咲(さき)散(ちり)椿図(つばきず)」、縦1㍍72、横3㍍60の大作で一つの株から赤や白、ピンクなど五色の花を咲かせるツバキが描かれている。ツバキは「市民の木」。市立千代ヶ丘小学校(麻生区)にある市指定「まちの樹50選」にも選ばれた樹齢推定300年のツバキがモデルという。屏風は市長応接室に飾られる予定。

「UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu」 愛称・フロンターレ本拠地(1/23)

市は23日、サッカーJ1川崎フロンターレの本拠地・等々力競技場(中原区)のネーミングライツ(命名権)を富士通(株)が取得、愛称が「Uvance(ユーバンス)とどろきスタジアムby Fujitsu」に決まったと発表した。「Uvance」は「Universal」と「Advance」を重ね合わせた造語。競技場のある等々力緑地の再編整備事業を進める東急や富士通などが出資の「川崎とどろきパーク」(KTP)がネーミングライツ料2,000万円の半額を市に納付。契約期間2月1日~2029年3月31日。

市制100周年・全国都市緑化フェアにちなむ企画も 「川崎・しんゆり芸術祭」(1/18)

16回目の「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」について実行委員長の富山省吾・日本映画大学理事長らが18日、記者会見した。期間は4月7日~5月12日、麻生・多摩区の7会場で音楽、演劇、伝統芸能など32演目43公演を予定。7月の市制100周年、秋の全国都市緑化かわさきフェアにちなみ、川崎郷士・市民劇「百年への贈り物~川崎市誕生ものがたり」、「『緑と水のアート』緑と水の映画祭inしんゆり2024」なども企画されている。

武蔵溝ノ口駅南北自由通路を木質化 「脱炭素モデル地区アクション」(1/16)

市は16日、脱炭素モデル地区「脱炭素アクションみぞのくち」での取り組みとしてJR武蔵溝ノ口駅南北自由通路の木質化を行うと発表した。JR改札正面の窓面を木質化し、通路上に木製の円形ベンチを置き、窓際には生田緑地で伐採したナラ枯れ材活用の鉢カバーに観葉植物を設置、太陽光発電も行う。施工期間は2月1日~3月15日(予定)、使用木材は埼玉県産針葉樹サワラ、炭素固定量は0.82t-CO2(予定)。

土産にも使える「かわさき名産品」 99品認定 (1/16)

市と川崎商工会議所、市観光協会などでつくる「かわさき名産品認定事業実行委員会」は16日、2024年度から26年度までの「かわさき名産品2024-2026」に99品(新規20品、更新79品)を認定したと発表した。市内で生産・製造・加工され販売されている土産にも使える川崎らしい品物で、「どら焼き多摩川の渡し」など和菓子33品、「新城シフォン」など洋菓子22品、クラフトビール「玉孔雀」など食品35品、リサイクル粉石けん「きなりっこ」など工芸品等9品。

戦意発揚狙う紙芝居 市平和館で企画展(1/7)

戦時中、国民の戦意発揚のプロパガンダに使われた紙芝居を紹介する企画展「国策紙芝居展~戦争へいざなう言葉と物語」が市平和館(中原区)で開催されている。漫画家・横山隆一の「フクチャントチョキン」は戦争遂行のため貯金を奨励し国債購入を勧め、近藤日出造の「敵だ!倒すぞ米英を」ルーズベルト大統領やチャーチル首相を鬼やギャングとして描くなど、1940年(昭和15年)~44年(同19年)のものを中心に12作品193枚を展示。2月12日まで。

女性活躍企業新たに23社認定 「かわさき☆えるぼし」(1/15)

女性活躍推進やワーク・ライフ・バランスに取り組む地元企業や団体を市が独自に認証する「かわさき☆えるぼし」の認証贈呈式が15日行われた。同制度は女性が働きやすい企業を認定する国の「えるぼし」制度導入を受け市が18年に創設、今年度は23社が認証された。福田市長は「日本のジェンダーギャップが低迷する中、先進的に実践している企業が市内に多くあることを誇りに思う」と述べた。

リニア・トンネル「東百合丘工区」調査掘進完了 麻生区4.2㌔(1/15)

JR東海は15日、リニア中央新幹線の地下トンネル工事の「東百合丘工区」(麻生区)の調査掘進が完了し、現場を公開した。同工区は麻生区東百合丘から片平までの約4.2㌔、品川駅から相模原市緑区に予定される神奈川県駅(仮称)までの「第一首都圏トンネル」(約37㌔)の一部。他の工区と比べ調査掘進の完了が最も早く、同社は地域住民への説明会などを経て本格掘進を始め、その後も相談窓口を設けるという。

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